今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 221)さばの塩焼き定食

家人に確認すると、夕食は豚肉とのこと。ならば昼は魚がいいナ。定食屋のカウンターに陣どって黒板メニューを睨み、サバの塩焼きに一目惚れ。グリルを洗うのが面倒なので自宅ではあまり魚を焼かない。ゆえに外食でチャンスがあれば、焼き魚を狙います。はて…

麺喰らう(その 331)白丸元味+ランチセット in 一風堂

にわかに白濁トンコツラーメンが食べたくなり、いざ、一風堂。脳内地図を展開した結果、最寄りがこちら。早足で店に向かうと、行列がない。これ幸いと席につき、メニューを熟考。スタンダードな白丸、ピリリと辛い赤丸、坦々麺風のからか麺。どれも捨てがた…

麺喰らう(その 330)天ぷらそば

天ぷらの花形は、エビ天でしょう。季節の野菜やキス、かき揚げもいいけど、押しも押されもせぬ主役というと、やはりエビをおいて他はない。カニだの白子だの、エビ様より高級路線もありますけど、そのあたりはお財布の兼ね合いで縁がない。私の天ぷら主戦場…

麺喰らう(その 329)あじ天そば

立ち食いそばののれんをくぐると先客はなく、カウンター越しに店員同士がウキウキと会話している。それを横目に壁のメニューとニラメッコ。春菊、かき揚げの王道路線も久しぶりだし、コロッケ、ちくわのバラエティ路線も捨てがたい。でも、あじ天を見つけて…

麺喰らう(その 328)朝そば in 万葉そば

関西でもない限り、たぬきそばならば揚げ玉が乗っている。では「朝そば」はどうか。店ごとの方針や厨房の都合もあるのか、千差万別なのです。揚げ玉と玉子なんて王道もあれば、揚げ玉とお揚げ=ムジナなんて変化球もある。なんなら小ライス付きというゴージ…

定食春秋(その 220)自家製・かに玉

冷蔵庫を眺めていると、生玉子の賞味期限が近づいている。たしか生食がダメになるだけで、火を通せばしばらく保つはず。とはいえ気になる。どうしよう、茹で玉子にして、醤油に漬け込むかな。などと刹那悩むものの、かに玉を思いつく。あれなら一気に数が捌…

麺喰らう(その 327)カップヌードル in 砧公園

カップヌードルは、できるだけ自然の中で食べるほうがおいしい、との仮説を立てる。家で食べるよりも公園のベンチ、あるいは河原、山あたり。休日出勤の会社で食べるといかにも侘しく、その真逆を検証しようとの試みです。大自然のもと、ケミカルなラーメン…

定食春秋(その 219)自家製・回鍋肉

若いころ、回鍋肉を知らなかった。スラムダンクで桜木花道が「ホイコーロ」と注文したのが初見。なんだそれ、と思ったが調べもしなかった。たしか再会は餃子の王将。メニューに漢字で回鍋肉、ルビでホイコウロウと書いてあり、両者がやっと一致した。キャベ…

麺喰らう(その 326)冷やし中華

こちらのお店では今季2度目の冷やし中華。豊富なメニューに悩んだけど、季節ものだし、おいしいものはいくら食べても飽きることはないのだ。何というか、基本にして到達点、アルファにしてオメガのような具材。自宅で作るのはおろか、チェーン店でもここま…

定食春秋(その 218)カレーライス in 街中華

カレーライスは、街中華やそば屋、定食屋で食べると意外性が楽しい。なんというか、専門性からできる限り遠い、なんでも出しますの店がいい。インド人のナンカレーや、神保町の欧風カレー、ココイチあたりのチェーンはおいしいに決まってる。予定調和のない…

定食春秋(その 217)あなご丼

あなご? ああ、マスオの同僚ね。あんな顔してまだ若いんでしょ? なーんてイメージ。鱗なしウネウネ界隈で、うなぎに比べると影は薄い。何というか、永遠の2番手。寿司ネタになるぶんナマズやどじょうには勝つけど、うなぎ陛下には及ばない。何か応援した…

定食春秋(その 216)自家製・鳥から

自宅での揚げ物は、イベントである。コンロ周りだけでなく、換気扇にもかなりの油が回るので、そう気軽には行わないハレの日のイベント。そもそもオイルポットもないので、基本は揚げ焼き。トンカツのような重厚感あふれるものは出来合いに任せ、鳥からやカ…

麺喰らう(その 325)朝そば in 箱根そば

生活圏に立ち食いそば店があると、生活が潤う。正確にいえば、散歩が充実する。ラーメンほど重くなく、朝早くから開いているのは重宝する。さて、箱根そばの朝そば。久しぶりだから、どんなのだったか覚えていない。店内をみても季節商品のポスターばかりで…

麺喰らう(その 324)チャーシュー麺

チャーシュー麺に凝ってます。中年になって小金をもてば、財布を気にせず食べるけど、胃が受けつけない。でも、永遠の憧れ、チャーシュー麺。いったん食べると勢いがついて、見つけしだいあちこちで食べてます。何というか、すぐに中年期も終わるのだ、老年…

麺喰らう(その 323)チャーシューメン

よく行く定食屋の麺類の部。ひととおり食べたはずだけど、いまいち覚えてないのもあるので、食べては記憶を呼び戻す日々。今日は何にしよう。野菜不足を自覚しているので、ついタンメンばかり食べちゃうんだよね。たまには肉食でガツンといくか! とチャーシ…

麺喰らう(その 322)トマト・チーズ担担麺

久しぶりに訪れた中華料理店、あれ、ランチメニューがリニューアルされてるな。麺が食べたいので、今日はトマト・チーズ担担麺にする。ライス付とのことなので、少なめにしてもらう。ライスをスープに入れてリゾット風に楽しめそうだけど、オナカが若くない…

麺喰らう(その 321)煮干醤油ラーメン

オフピークでのランチタイム。こちらは淡麗なスープが人気でいつも混み合ってますが、あきらめ半分で店内をのぞきみれば空席が目立ちます。チャンスは最大限にいかすのが私の主義。すかさず店に入るも、券売機前で悩む。ライス付きのランチがお得だけど、限…

麺喰らう(その 320)五目そば

五目そばというと、キクラゲ入りの野菜あんかけラーメンで、タンメンとは違って、もやしばかりでなく、アラカルトがのっている印象です。で、こちらでは、ラーメン<もち入りラーメン・みそラーメン・タンメン・もやしそば<チャーシューメン、五目そばとい…

定食春秋(その 215)自家製・ミニステーキ丼

ステーキが食べたいとの家人のリクエスト。最近はレパートリー不足もあって、夕食創作意欲が湧かなかったので、渡りに船とばかりに飛びつく。ステーキ専門店には敵わないけど、自宅なりのコツをみつけて頑張ってます。1)常温に戻す、2)強火で焼く、3)ひっ…

麺喰らう(その 319)シャウエッセンのパスタ

シャウエッセンにはずっと憧れがある。パリッとした音がごちそうになるのだと教えてくれたのはあなたでした。久保田利伸の CM も懐かしい。いまだにスーパーでも他商品よりは微妙にお高めで、その威光はいまだ衰え知らずといったところか。煮ても焼いても喰…

定食春秋(その 214)開化丼

丼ぶりものが食べたい。そんなランチタイム。ひと口に丼ぶりというけど、牛丼、カツ丼など専門店ではなく、雑多な感じを求めて街そば屋へ。壁のメニューには、玉丼、親子丼、カレー丼、カツ丼など、期待通りいろいろ揃ってるねえ。ワクワクしながら、ふと、…

麺喰らう(その 318)むじなそば

そば屋さんの暖簾をくぐり、むじな下さい、と頼むと「温かいのですか」と確認される。冷たいのも出ている季節だけど今日は温かいの希望です。例年と違って、なんとなく夏になった気がする。甲子園予選、プロ野球のオールスター、ビアガーデン開幕など、季節…

定食春秋(その 213)松屋の定番朝定食

いつもと同じ電車で通勤しつつ、今日の仕事を組み立てる。ふむ、どうもお昼はいそがしそうな気配がするので、朝食は抜かずに食べておくかな。とはいえ今朝も胃もたれなので軽めにしよう。久しぶりの松屋の朝定食、ご飯軽めをチョイス。選べる小鉢は、とろろ…

定食春秋(その 212)ビーフカツカレー

CoCo壱に来るのは久しぶり。急いでかきこむような食事にはカレーは刺激が強いし、最近は時間や心の余裕がなかったということかも知れないな。いつもはポーク、ご飯少なめ 200 グラムの素カレーだけど、時間が遅いからか客は私一人だし、ここはひとつ時間のか…

麺喰らう(その 317)天玉そば

天気がいいと箱根あたりに日帰りしたいよね。ロマンスカー、登山鉄道、ロープウェイ、遊覧船などなど、男子の好きな鉄分が詰まっている。まだまだそんな物見遊山な気分ではないので、せめて営業を再開した近所の箱根そばへと。名物のコロッケそばもいいけど…

麺喰らう(その 316)自家製・肉うどん

家でお好み焼きを焼いた翌日。ぶた肉、揚げ玉、九条ネギが余っており、何かできないものか三題噺のように考える。答えはシンプル、肉うどん。あとはダシとうどんがあれば必要にして十分。そういえば自販機で売られているダシがおいしかったから、もう一本買…

定食春秋(その 211)自家製・オムステーキ

オムライスは確実に店で食べたほうがおいしい。気まぐれで数か月に一度、素人がつくるオムライスなんて、一行のボードレールにも如かない。とはいえ、家族からリクエストがあればつくります。いつか思い出になってくれればいいな、という淡い期待と、メニュ…

定食春秋(その 210)カツ丼

日本人たるもの、言霊を信じている。おせち料理に代表されるように、食事でもダジャレで縁起を担ぐのだ。おめでタイ、よろコンブ、敵にカツ。で、プロ野球も始まったし、ひいきチームの験担ぎに中華料理店でカツ丼なぞ。こちらボリューム多めなので、念のた…

麺喰らう(その 315)証誠寺そば

♩証、証、証城寺、証城寺の庭は、つ、つ、月夜だ、皆んな出て来い来い来いオイラの友達、ぽんぽこぽんのぽんたぬきと月見が同時に味わえるたぬき玉子そば。たぬきが月見をするならば「証誠寺そば」と呼ぶべきではないかと、ひとりで言い張ってます。さて、テ…

定食春秋(その 209)麻婆豆腐定食

坦々麺専門店のランチタイム。券売機を眺めて、あえて麻婆豆腐定食を選ぶ。油淋鶏もあるので純然たる専門店とは言えないかもしれないけど。ともかく、辛いものつながりで、香辛料の融通がきくだろうし、麻婆豆腐に期待しちゃう。待ってる間、壁に貼られた香…