2019-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ランチ難民になりつつある昼休み。慌てて店を見繕うと、居酒屋っぽいのれんを発見。はじめての店に入るのはやはり緊張するナ。そう、いくつも恋して、順序も覚えて、キスがうまくなったとしても、はじめて電話するときにはいつもふるえるのが世の常なのだ。…
旬の野菜は栄養価が高い、らしい。専門家でないので断言はしないけど、そうであって欲しいとの願望込みです。とはいえ、促成栽培やハウス栽培がさかんで、果たしていつが旬なのかわからない。子どもの頃の記憶があるから、なんとなく見当はつくけどさ。平成…
いかにも本場からやってきたという振りをして、そうでないメニューというのがいくつかある。ナポリタン、台湾ラーメン、スイスロールなんかが代表的で、どれもおいしく、本場っぽいのに現地にはないらしい。あとは日本生まれの中華料理というジャンルもある…
専門店以外が出すラーメンの味わいとには、どことなくなつかしさがある。原点、ノスタルジー、昭和テイストといった言葉が近いのかな。甘味処、スキー場、海の家、そば屋…うまいまずいではなく、原風景としてのシンプルなラーメンがそこにある。そしてこちら…
先日、台風の来る前にパンを買って帰ろうとコンビニをのぞけば棚は空っぽ。なるほど、買い占めとは言わないまでも、備えあれば憂いなしだな。普段は当たり前のインフラとなったコンビニのありがたさに改めて気づきました。あいててよかった、としみじみ思い…
最近の立ち食いそばは頑張っている。ゆで太郎は店内でそばをうってるし、なんなら嵯峨谷などは十割そばだったりする。安くておいしいのは、やはりうれしい。しかし昔ながらの立ち食いそばというのも、また風情があるもので。茹で置きのややくたっとしたそば…
突然「コロッケそばが食べたい」という情熱に浮かされる。しば漬け食べたいなんてCMもありましたが、それに近い、急がなきゃという焦燥感。脳内の立ち食いそば地図を展開するも、意外と取り扱いが少ないコロッケそば。富士そば…箱根そば…おお、ゆで! ゆで太…
今日は奮発して、トンカツ専門店に足を向ける。かつ屋や松乃家のように気軽でおいしくトンカツが食べられるチェーンも増えたけど、やはりちょっと値の張る店の雰囲気は格別だ。さぼてん、和幸、KYK あたりが私の憧れ。たまにくると、あれこれ目移りしてしま…
ご当地ラーメンというのは、土地に合った進化を遂げているのが面白い。例えばこちらの勝浦タンタンめんは、漁師の冷えた体を温めようと、ラー油で辛みがついている。なるほど、といった生活の知恵。富山ブラックなんかは、炭坑労働者がお腹いっぱいになれる…
あてもなくさまようランチタイム。目的はただひとつ、汁ものが食べたい。昨日のお酒が残っていて、定食は受け付けない。麺をズルズル、汁をジルジルといきたい。お目当てのラーメン屋は臨時休業で軽く絶望したのち、いつも混んでる間口の狭い立ち食い系そば…
ふだん、あまり弁当を食べない。お昼は気晴らしも兼ねて職場を離れることにしているし、こうしてたまに休日の昼に横着するときくらいだナ。さて、バタバタしていた遅いお昼はコンビニご飯。夜までの時間を思えば軽めのメニューがいいなぁ、と近所のセブンへ…
押しも押されもせぬ老舗の喫茶店。仄暗い落ち着いた店内は、調度品含めてひとつの様式美ですな、素晴らしい。最近、喫茶店の閉店が過去最高との記事を読みました。スタバのようなチェーン店や手軽なコンビニなど、敵は多くて、屈強なのはわかります。実際、…
魚が食べたい。最近食べてない。日本人のDNAに刻み込まれた、何か原始的な衝動が私を突き動かす。震えるぞハート、燃え尽きるほどヒートって感じ。さて、やってきました居酒屋の昼定食。和食がおいしいこちらは、いつでも季節のおさしみ定食があるのです。お…
博多ラーメンというと、トンコツがデフォルトなわけで、わざわざトンコツラーメンとは名乗らない。何というか、おいしい刺し身を食べて「これ、魚ですか」と当たり前のことを確認しないでしょう? といった感覚。関東の人間からすれば、九州のラーメンは全部…
「味気ない」という言葉があるように、どうせ食事をとるならば、おいしい、心地よい刺激を貰いたい。ところが甘味、苦味、酸味、塩味、なんなら旨味。これに食感や匂い、なんなら雰囲気が絡んできて、おいしいというのは多様性に富んでます。ただし、味わい…
かつて平成の初期にもつ鍋ブームがあった。ヘルシーかつ野菜もたっぷりとれるもつ鍋は、専門店で行列ができるほど人気だった。でも、うちの実家では出なかったなぁ、もつ。港町生まれの父には馴染みがなかったかな〜。そんなわけで、私が初めてもつを食べた…
とんこつラーメンはおいしい。程度はあれど、独特のくさみがクセになる。とはいえ、はじめて食べたのは高校の頃。学校の目の前にあったラーメン屋さんが、地元では珍しくとんこつ専門店だったので、幾度か食べた。ゴマをゴリゴリすった記憶があり、本格派だ…
個人でやっている定食屋さんは、代替わりもあってかどんどんなくなっていく。チェーン店の安心感もいいけど、個性派の個人店も捨てがたい。こちらの大勝軒。つけ麺で有名なチェーンとは異なる系統ののれん会だとか。いわゆる街場の中華店で、なんでも出てく…
「地震雷火事親父」怖いものを順に並べた言い回しですが、親父だけ違和感を覚える。なんというか、波平的な頑固親父はもう流行らんだろう。もともと「地震雷火事大風(おおやじ)」だったという説があり、なるほど自然災害括りでしっくりくる。いずれにせよ…
頼りにしていた洋食店が店をやめたようで、向かいのそば屋でおかめそばを待つ。店内のテレビはなんてことのないワイドショーが映っている。事情通っぽい大将と常連風の話が耳に入ってくると、どうやらお向かいさんは息子さんが跡を継がず、もう年だから〜と…
身欠きニシンのことを、磨きニシンだと思っていた。なるほど、ウロコが光ってるもんな、と。他愛もない勘違いだけど、東京ではそもそもニシンってそれほど身近でもないですね。数の子はニシンの卵だけど、親よりも有名かもしれない。金沢出身の両親はよくニ…
お目当ての店が混んだたりして、にわかにランチ難民となる。しょんぼりとランチ行動半径の外縁を歩いていると、ちょっと外側にそば屋を見つける。なんてこたない、ちょっとだけ足をのばして、世界を広げてみようかな。店内はこぎれいで、こじんまりとしてい…
讃岐うどんブームはひと頃に比べて落ち着いたけど、立ち食い界隈に与えた影響は大きい。セルフで天ぷらを選ぶ、あるいはアツアツに生卵としょう油を回しかけた釜玉うどん、なんて発想は以前にはなかった気がする。少なくとも、私は知らなかった。丸亀製麺は…
最近食欲がなく、朝食を抜きがちだったので、ゆで太郎の巡回は久しぶり。するとキャンペーンのラーメンをみつける。天中華を名乗るその一杯は津軽発とか。ラーメンの上に海老天が鎮座した「攻めてるメニュー」は好感の塊りであろう。富士そばや梅もとなど、…
先日、カップヌードル味噌を食べるにあたり、現在のカップヌードル界隈の四天王が「しょう油、シーフード、カレー、チリトマト」であると知った。チリトマトはいつ間にそれほどにまで登り詰めたのか。野球解説者でいうならば、里崎あたりか。実績はあるけれ…
食事というものは、何を食べるかも大事だけれど、どこで食べるか、誰と食べるかなんてのも味の決め手となると思う。鉄版の隅に積まれていた屋台の焼きそばも、ダシの概念を忘れた海の家のラーメンも、シチュエーションが味を昇華させている、間違いなく。で…
野菜が食べたい、時おりそんな欲求に支配される。歳をとったからだと言われればその通りだけど、カラダの欲求には従ったほうがいいだろう。しかし、野菜はお高い。天候不順や輸送コストの上昇もあり、じわじわと価格が上がっている。個人的には、農家に還元…
今朝は卵かけご飯が食べたい。そうすると、松屋、なか卯あたりが候補にあがる。いずれも捨てがたいけど、目の前の信号が青なので、スタスタ渡ってなか卯を選択。なんというか、甲乙つけがたい選択をするときに、信号とか、次通る人が男性とか、そんな偶然に…
血圧が高いと、塩分を控えたほうがいいそうで。健康でも1日10グラム、高血圧なら6グラムが目安だとか。なんでも血液中の塩分(正確にはナトリウム)濃度を一定に保つために、塩分が多いとそのぶん血液量を増やして、律儀に濃度を薄めるらしい。血液量が…
唐揚げ食べたい。たまに湧いてくるこころ。誰に求められるでもなく、自分の心の底から滲み出てくる熱情。いつか、歳をとると、こんな気持ちもなくなるんだろうか。信じられないけど、思春期の恋がそうだったように、大人になると鈍感になっていくのだろう。…