今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

麺喰らう(その 753)力うどん

気はやさしくて力もち。ドカベンの主題歌に歌われますが、日本男子の1つのあり方です。まあ、ジェンダーレスの御時世ですので、古い考えかもしれません。さて、力うどん。力もちが語源とも言われますが、焼きもちの膨らむようすは力こぶにも見えますよね。…

定食春秋(その 450)ソーセージたまかけ朝食・ライスミニ in すき家

散歩というのは、コレという目的があってはならない。気まぐれに店に立ち寄るのが楽しいのであり、あらかじめ目標があるのは、外食であり、買い物である。radikoで呑気な番組を楽しみつつ、フラフラと徘徊するのは至高のストレス解消です。そんな朝の散歩の…

麺喰らう(その 752)江戸味噌炙りチャーシュー麺

東京は、世界有数の観光都市である。何を今さらだけど、コロナ禍以降、外国人観光客があまり来ないからか、そんな大事なことを忘れがちである。遠出も憚られるし、それなら今がチャンスとばかりに都内観光を繰り返す。いわゆる観光名所でなくとも、あちこち…

定食春秋(その 449)カレーライス

残暑が緩んだので、胃に刺激がほしい。激辛とはいわないまでも、夏バテに喝をいれるようなヤツ。カレーがいいかな、昭和っぽい、そこそこの辛さがイイな。こういうときは、欧風、ココイチ、印僑などではなく、昔から舌が馴染んだそば屋や街中華のカレーが食…

麺喰らう(その 751)冷麦

「知識は荷物になりません、あなたを守類を懐刀」とは冒冒グラフのキャッチフレーズですが心から同意する。積み上げた豆知識が自分を形成していると思う。さて、そんな豆知識の1つ。JAS規格というのは、意外と面白い規定をしている。たとえば、うどん類を直…

麺喰らう(その 750)排骨担担麺

スタミナをつける、というと医食同源で肉っぽいメニューを食べたくなる。もちろん食事だけでなく、運動や睡眠も大事なんだけど、やはり食が手っ取り早い。うなぎ、レバー、ニンニクなど精のつくメニューが浮かぶも、昼どきに似合わない。そんなときは豚肉。…

定食春秋(その 448)卵かけご飯 with しらす/卵かけご飯 with 納豆 featuring かつお粉

最後の晩餐に何を食べたいか?というインタビューをみるたび自分なら卵かけご飯一択と思う。お袋の味、妻の手料理、娘の手作りお菓子より、卵かけご飯。小腹のすいた朝。冷凍ごはんをチンして、お茶碗に盛り付け中央に凹みをつくる。そこに卵を割り入れ、し…

麺喰らう(その 749)肉せいろそば

おおひなたごう作「目玉焼きの黄身 いつつぶす?」が面白い。多種多様、十人十色な食へのこだわりをユーモラスに描いており、自分にない視点が興味深い。作中でつけ麺は「ぬるくていい」と評価される。熱々のつけ汁にキンキンに冷えた麺をくぐらせれば、確か…

麺喰らう(その 748)支那麺

暑いときに、熱いものを食べる。やけくそのようで、カラダを冷やさないためには大事な心がけ。本日は担々麺専門店、と言いつつ別メニューもある。名物辛い担々麺もいいけど、メニューをみれば支那麺、四川麺、酸辣麺など、魅惑のラインナップに心がおどる。…

麺喰らう(その 747)冷並ぶっかけうどん with 厚切りベーコン天

ツルツルもちもちの讃岐うどん。喉越しスッキリで、温でも冷でも、小麦とダシの一体感が楽しめる。いつからかはさておき、すっかり都内でも定着しました。うどん単体で満腹にするのは糖質過剰だからか、讃岐うどんには天ぷらが似合う。富士山に月見草が似合…

麺喰らう(その 746)ひやしむじなそば

A型は思い切って買え!とは血液占いを揶揄した森永ハイチュウのCMです。とはいえ人生は選択の連続で、優柔不断でなくとも、選ぶのに疲れることがある。ランチも天啓のように食べたいものが浮かぶこともあれば、店選び、メニュー選びにグズグズする日もある…

麺喰らう(その 745)にらニンニクラーメン in 天下一品

こうも暑いと粘度の高い羹はつらい。カレー南蛮は大好きだけど、胃に熱がこもるのでこの時期は難渋する。麻婆豆腐とか、じゃがいものポタージュとかね。で、久しぶりの天下一品。こちらのこってりはスープ界有数の高粘度です。テーブル席につき、メニューを…

定食春秋(その 447)天然本鮪中トロ三種鮪丼

昼どきにさまよえるサラリーマン。フライングダッチマンなら響きがいいけど、お目当ての定食屋が混んでおり、右往左往しているに近い。どうしよう。そば、ラーメン、ナンカレー。次々と振られ気分のロックンロール。通りを戻っていると、ふと、先ほどまで混…

麺喰らう(その 744)朝得そば in 相州そば

朝食を必ず食べる習慣はないけど、週末も早くから電車に乗って移動するとお腹がすく。手土産を買おうとしても、開店の10時には少し時間が早い。ならばお得なモーニングタイムを活用しよう。喫茶店と立ち食いそばを天秤にかけるとやはりダシが恋しい。自らの…

定食春秋(その 446)そぼろ弁当

定食類の名づけは、メインのオカズによってなされることが多い。トンカツ定食は、決してキャベツの千切り定食とは呼ばれない。客にわかりやすいのが一番。ただ、メインが決まらないと急に悩ましくなる。ミックスフライなどは、実体を表しておらず、客は疑心…

麺喰らう(その 743)8番ラーメン by ローソン

名古屋にスガキヤがあるように、金沢には8番ラーメンがある。地元では知らぬもののいないローカルフードで、東京進出、撤退の流れも共通している。「はちばんラ〜メン♩」昭和末期の金沢では、8番ラーメンのテレビCMの冷やし中華が夏を告げた。うちは外食し…

麺喰らう(その 742)らー麺+メンマ

ダイエットを始めて2カ月。さほど無理をしていないので、当然効果は少ない。気持ち凹んだお腹をさすりつつ、ラーメンたべたい、と矢野顕子のように思う。ガッツリ二郎系、こってり家系、さっぱり醤油など逡巡するも、魚介のダシがきいた独立系を選ぶ。製麺…

定食春秋(その 445)大豆ミートのしょうが焼き定食(冷汁変更)in やよい軒

代替肉の響きには、なんらかの主張を感じる。SDGs、ベジタリアン、ヴィーガンなど目指すところはそれぞれだけど、私は主義者ではないので、無頓着である。カップヌードルの謎肉が大豆と知ったときはかなり驚いたもんです。最近はスーパーでも取り扱うので、…

麺喰らう(その 741)玉子たっぷりあんかけうどん

空調のききすぎた部屋に飼い慣らされ、なんだか気だるい。贅沢を言っている自覚はあるけど、カラダが芯から冷えている、マッチ売りの少女状態です。こんなときはあったかい汁物、それも胃にやさしいうどんにしよう。あえて、鍋焼きとか、あんかけとか、胃の…

麺喰らう(その 740)冷やしわかめそば

独立系の立ち食いそば屋は、どこか凛としている。仕入れ、値づけ、メニューすべてが独自路線だし、存在するか否かを含め、その街の雰囲気を反映している。こちらもそんなお店の1つ。線路をはさんで南口に箱根そばがあるけど、北口のオジサンの胃袋を掴んで…

麺喰らう(その 739)げそかきあげうどん in 星のうどん at 横浜

通勤動線を外れると、普段使いの立ち食い店とは景色が異なり、実に興味深い。こちら横浜駅西口、JRの駅ナカはもちろん、改札外にも見慣れない店が並ぶ。駅ナカの「いろり庵」は都内でもみかけるチェーン店。改札外の独立系「鈴一」は椅子もなく、丼ぶりを持…

麺喰らう(その 738)冷やし中華

冷やし中華はご存じのとおり季節商品である。店側は「はじめました」と高らかに歌い、客側は「それならひとつ」と冷やし始めを決意する、初夏の年中行事。札幌味噌ラーメンがおいしいこちら。アツアツがはいつもなら嬉しいけど、さすがに夏場は食指が動かず…

定食春秋(その 444)マグロの立田揚げ定食

竜田揚げを知ったのは、マックのチキンタツタだった。鳥の唐揚げではなく、外国のタツタという調理法だと勘違いしており、もっぱらマックでは牛を食べた。大学生の頃、ファミレスで先輩が「若鶏のリューデンアゲ」を注文し、竜田揚げが記憶に定着した。こち…

定食春秋(その 443)海苔幕の内弁当

〇〇先生のマンガが読めるのはジャンプだけ! とは有名なフレーズですが、海苔を消化できるのは日本人だけ! というと途端に胡散臭くなります。ネットを検索すると、焼き海苔はさておき生海苔はどうもそうらしい。そうだよね、世界で広く寿司が受け入れられ…

定食春秋(その 442)宮崎冷汁ととり南蛮定食 in やよい軒

季節が都会ではわからないだろう、と故郷の母親から小包が届く。そんな北島三郎の世界感も今は昔。わが国は、四季というより亜熱帯の様相を呈している。さて、冷やし中華が夏を告げるように、やよい軒でも夏の風物詩、冷汁定食が始まっている。チェーン店な…