今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

定食春秋(その 208)チーズバーガー

本格バーガーを初めて食べたとき、そのサイズに驚いた。何というか口の大きさを考えていない標高の高さに度肝を抜かれた。どないすんねん。紙袋に入れて、ギューって潰すのが正解らしく、せっかくのサクサクバンズになんか申し訳ないような気持ちになった。…

定食春秋(その 207)自家製・豚キムチ炒め

幼少の頃にキムチを食べたことがない。美味しんぼのアニメでみた気がするおぼろげな記憶で、少なくとも実家の食卓に上がったことはない。まあ、親の育った地域的なものもあるのだろう。わが家では納豆も食べたことがないし。ともあれ、大学の頃、焼肉店で初…

定食春秋(その 206)自家焼き・栃尾揚げ

栃尾揚げ。意外と知られていないが、新潟は長岡の名物である。任天堂のスイッチほど大きく、とても分厚い、非常に食べ甲斐のある油揚げです。こんがり焼いて、ネギを散らし、生姜醤油でいただくのがおいしい。しかし、それでは普通の厚揚げと変わらないので…

麺喰らう(その 313)イタリアン味噌煮込みうどん

こちらは味噌煮込みうどん専門店。正確にいえばサイドメニューやジャージャー麺なんかも出すけど、まあ専門店といって差し支えないでしょ。ランチタイムは王道の「味噌煮込みうどん」のほか、キムチ、インディアン(カレー)など変わり種があり、なんとイタ…

麺喰らう(その 312)チャーシューメン

ランチに出るときは冷房で凍えており、温かい麺にしようと誓う。でも店に到着する頃にはすっかり体は温まり、やはり冷たいのかなと逡巡する。ところが店に入れば再び冷房が効いており、初志貫徹、温かいのがいいなぁと思い直す。行ったり来たりすれ違う、梅…

麺喰らう(その 311)みそラーメン

専門店ではない、何でも出す定食屋さん。野菜炒め、焼肉などの定食類はもちろん、カレー、チャーハン、かつ丼、中華丼などの男メシもそろう。そして麺類の部にはラーメン、タンメン、五目そば、チャーシューメンが居並ぶ。今日はあえてみそラーメン、そうい…

麺喰らう(その 310)生姜担担麺

昼下がりのランチタイム。コの字カウンター越しに壁のメニューを眺めると、生姜担担麺をみつける。今まで見たことないから、新メニューかな。注文したのち店内をみれば、店員さんの誘導で、みなひと席おきに座ってる。これも新しい風景だなと思いつつ、with …

麺喰らう(その 309)自家製・かき揚げそば

今日のお昼はパスタにしようとスーパーへ向かうも、ついつい開店したばかりで揚げたてのエビのかき揚げを買い込んでしまう。くっ、仕方ない。家族にどう説明したものかと思いつつも、スライス九条ネギ、味つきお揚げさんなどを次々と買い物カゴに入れ、不退…

定食春秋(その 205)自家製・無限ピーマン

無限ホニャララ、というレシピをみかける。もやし、ピーマン、キャベツあたりの野菜が際限なく食べられる健康レシピ。ひとつ、試してみるか。ピーマン5個。種をとって、縦に切る。油を切ったツナ1缶、顆粒の鶏ガラスープの素小さじ2、ごま油小さじ1を混…

麺喰らう(その 308)中華そば

ある晴れた昼下がり。買い物や掃除を終え、食べ損ねたお昼ご飯を求めて、近所の街そば店へ。ひと汗かいたので、まずは昼ビールと洒落こもう。先客は常連風が一人。神棚のように鎮座するテレビの下に座り、メニューを眺める。冷やし中華もいいけど、ビールを…

麺食らう(その 307)おろしうどん

空調のききすぎたオフィスにいると、やはりお昼時はカラダが冷える。でも、温かいものを食べようと外に出ると、梅雨時のぬるい熱気を浴びる。まとわりつくような湿気! ここは冷たいうどんなぞどうだろうか。キュッとしめられたうどんにチベタイつゆ、そいつ…

定食春秋(その 204)なめろうフライ定食

すっかり揚げ物腹の昼下がり。黒板の定食メニューをみれば、見慣れない「なめろうフライ」の文字が。物珍しさにトンカツ、鳥からを却下する。なめろうといえば、アジの刺し身を味噌や薬味とたたいた、おいしい酒のアテといった印象。生でイケるものをあえて…

麺喰らう(その 306)一風堂・特製赤丸新味

久しぶりの一風堂。胸の高鳴りを抑えつつノレンをくぐれば「辛もやし、高菜、ニンニク、紅生姜の提供がない」とか。くっ新しい生活様式かぁ。辛もやしをつまみつつ、オフのときはビールをガブリ、ラーメンを待つのが至福なのにぃ。画竜点睛を欠くが、致し方…

麺喰らう(その 305)冷やし三色そば

暑くなると、やはり冷たい麺が食べたくなる。明け方から寝苦しかった朝だと更なり。冷たいモンばかりじゃいかんけど、一食くらいはよかろう。こちらでは、たぬき、きつね、山菜の3種の神器が待ち構えている。どれもおいしそうで、捨てがたい。すると全部盛…

麺喰らう(その 304)冷やし中華

街に根っこが生えているような、風景になじんだ老舗の甘味処。お昼は定食も出すような和やかな雰囲気で、有名人のサインも数多く壁を彩る。在宅勤務やら何やらで、とんとご無沙汰でしたが、訪ねてみれば変わらぬたたずまい。のれんをくぐり、メニューをみれ…

定食春秋(その 203)自家製・ゴロゴロ煮豚の野菜炒め

自家製の紅茶煮豚をつくり、つまみにしてみるものの、家族向けにはどうしようか。丼ぶりにしてもいいけど、そこまでの量はないのよネ。よし、ここは野菜炒めにしてみよう。豚コマのかわりにゴロゴロ煮豚というのも、実に酔狂ではなかろうか。さっそく、野菜…

定食春秋(その 202)自家製・紅茶の煮豚

食のエッセイといえば東海林さだお先生。池波大先生とは異なり、庶民派で B 級グルメだけど、だが、それがいい。なんというか、手が届く。そんな東海林さだお先生のレシピの1つ、チャーシュー。豚ブロックをお湯で煮て、醤油に漬け込むだけ。これが何度試し…

麺喰らう(その 303)冷やしむじなそば

初夏の陽気に誘われて、馴染みのそば屋で今季初冷やしを嗜もうかね。壁をみれば、たぬき、きつね、むじなのトリオが今年も貼り出されてます。ウーン悩むなぁ。素直にたぬき、甘〜いきつね、欲張りむじなの三国志。どれが魏呉蜀かはともあれ、今年の初陣だし…

麺喰らう(その 302)サッポロ一番塩らーめん〜濃厚タンメン、たっぷり野菜

バタバタしていて出遅れたランチタイム。時間もないし、セブンイレブンで塩むすびを握りしめ、相棒をどうするか刹那悩んで塩ラーメンを選ぶ。ほぅ、私の中で定評のあるサッポロ一番の塩、その濃厚タンメンなのか。野菜たっぷりならば、藤岡琢磨もさぞお喜び…

定食春秋(その 202)峠の釜めし

かつてわが国有数の人気だった「峠の釜めし」。重厚な益子焼に入った名物駅弁が都内で売られているのを、何気なくみた「じゅん散歩」で知る。店に入れば、カウンターの裏で次々と釜めしが仕上げられている。1つ買ってみると、陶器ではなくじょうずに整形さ…

麺喰らう(その 301)かき揚げ天そば

ボチボチと経済活動が活発になり、出勤前のそばが再びルーチンになる日も遠くないだろう。リハビリをかね、通勤動線を外れて、そば修業へと。さて、こちらは名物の「明日葉天そば」で知られているけど、朝イチの券売機は売り切れ。明日葉が採れる大島との定…

麺喰らう(その 300)大盛にんにく醤油ラーメン

ラーメン二郎。もはやラーメンではなく「二郎」というジャンルとまでいわれ、ジロリアンと呼ばれる熱烈なファンを擁する一大ラーメン勢力。パンチのきいたスープ、ゴワゴワの麺に、チャーシュー、野菜、脂、ニンニクが量を選んでトッピングできる。まあ、私…

定食春秋(その 201)ちょい足し・味噌カツサンド

愛知県民の赤味噌愛、豆味噌愛は強い。代表格の八丁味噌は三河・岡崎の特産だけど、あの赤黒いやつらは名古屋メシの要といって過言ではない。北陸生まれで淡麗な味付けを好んだうちの母ですら『他のが売ってないから』という理由で豆味噌の軍門に下ってまし…

麺喰らう(その 299)自家製・コンビーフのスパゲティ

かつて明大前にあった喫茶店「とうほう」。今は再開発でなくなってるけど、あの界隈の学生にはボリューム、雰囲気込みで人気があったと思う。食事のメインはスパゲティ。A セットは 100 グラム、B 200、C 300、Z 600のメニュー体系で、お好みのスパゲティに…

定食春秋(その 200)焼きそばパン

あたし目が覚めたら、今日もまたあたしだった♩のイントロで始まるのは川本真琴の「焼きそばパン」。なんとなく、高校時代が似合うパンだね。炭水化物 on 炭水化物なのは百も承知。関東では焼きそば定食やお好み定食は出てこないけど、焼きそばパンは治外法権…

定食春秋(その 199)ダンダダンの焼き餃子弁当

焼き餃子なんてのは焼き立てをハグハグ、アチアチ食べるからおいしいのダ。そいつをビールでキューッと流し込むまでがワンセット。最高です。しかし、ダンダダン酒場が弁当を始めたからには応援せねばなるまい。アリンコのような私でも、小さいことからコツ…

定食春秋(その 198)松屋の牛焼肉丼弁当

松屋の新作、丼弁当シリーズ。私を惹きつけてやまない、松屋の各種定食が丼ぶりになったとか。見せてもらおうか、松屋の実力とやらを!各種定食と書きつつも、実のところ牛焼肉定食一択です。他のもおいしいだろうけど、今度松屋にいつ来られるかと思うと、…

麺喰らう(その 298)ちくわ天そば

朝の立ち食いそば。かつての日常が少しずつ戻っていくんだな。油断大敵だけど、オラ、ワクワクすっぞ。やっぱり朝は温かいのがいいよねえ。財布を確認すれば、410 円と諭吉殿のみ。電子マネーの使えない小規模な店で朝イチの万札払いはやめとこう。するとメ…

定食春秋(その 197)ファミマの惣菜パン

まわし者ではないけれど、ファミマのパンはおいしい。20 年近く前、新婚の頃、近所のファミマに週末の朝ご飯を買いに行くのが好きだった。日進月歩のコンビニ飯。パン界隈も例に漏れず。で、家人が「ファミマのチョコクロワッサン」とやらを絶賛しているおり…

麺喰らう(その 297)自家製・じゃじゃ麺

盛岡名物のわんこそば、冷麺、じゃじゃ麺とあわせて三大麺と並び称する。ひとつの都市にこれだけ名物麺が集まるのも、なかなか興味深いネ。わんこそば:前世紀に花巻で食べた。45 杯。冷麺:前世紀に盛岡で食べた。焼肉のシメ。じゃじゃ麺:5 年ほど前に三軒…