今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

麺喰らう(その 161)カップヌードル味噌

カップヌードルの新作、味噌。なんでも四天王に次ぐ第五の定番を狙うとのことで、なるほどその意欲やよし、と思う。ところで、しょうゆ、シーフード、カレーのほかに定番ってあったっけ? と思っていたら、いつの間にやらチリトマトがそうらしい。へええ … …

来た酒場(その 1)養老乃瀧

陽の高いうちに飲むというのは、背徳感もあってか通常の3倍はおいしい。ましてや、望むでもない休日出勤あがりなんだから、うれしい、楽しい、大好き! で仕方ない。さて、JR ならばいざ知らず、私鉄沿線のしがない駅では昼酒(といっても夕方だけど)の場…

定食春秋(その 90)オムライス

中華屋さんのメニューにオムライスをみつけて、慌てて頼む。いや、慌てる必要なんか微塵もないんだけど、なんとなく気が急くというか。ほら、中華屋さんに来たからには、オムライスが目的だったわけではないので、自分の気が変わらないうちに、といった感じ…

定食春秋(その 89)ランチにぎり

肉か麺。基本的にランチはこの二択が多い。体調がよくて時間があれば前者、体調が普通で時間がなければ後者、そんな感じ。体調が悪ければ、ジョアだけでも構わないけどね。あたかも権藤、権藤、雨、権藤のごとく、肉肉、麺麺、肉、麺麺。そんな単調なローテ…

麺喰らう(その 160)ラム豚骨ラーメン

羊というのは、宗教上のタブーが少なく、外国人との共生においては、都合がいい。とはいえ、昭和世代としては羊肉に抵抗があった。何というかクセが強い。流通が発達した昨今はそんなことないんだろうけど、パンチがきいていた。さて、こちらはラムゲンコツ…

定食春秋(その 88)目玉焼き定食

目玉焼きを好む人は多い。老若男女、分け隔てなく多い。そんな目玉焼き界隈では、何をかけるか問題がよく議論される。ソース、塩コショウ、しょう油、ケチャップなど、それぞれ家庭環境にもからむ思い入れがある。あるいは半熟か、固焼きかも問題になるとこ…

麺喰らう(その 159)ゴボー天そば

暑くも寒くもないと、季節を先取りして温かい汁物が食べたくなる。ファッションには無頓着だけど、食事くらいは敏感でいたい。さて、立ち食いそばの角を陣取りメニューを睨め回してゴボー天を選択。なんとなく、歯ごたえのよいものを食べたかった。やってき…

定食春秋(その 87)自家製 すき焼き

きもち季節はずれのすき焼き。なんの考えもないんだけど、ちょっといい和牛をもらったので、ここはすき焼きでしょうと自分会議が満場一致。そもそも、牛肉のおいしい食べ方を考えるに、砂糖醤油でグツグツ煮込むのが正解なのかどうか。しかし、これまたもら…

麺喰らう(その 158)喜多方ラーメンとミニ高菜焼豚ご飯

日本三大ラーメンというと、札幌、博多、喜多方というのが宇宙の定説。実際、どれも甲乙丙つけがたい。ところが、現地で食べたことがあるかといったら、喜多方はゴメンナサイ、というケースも多いのではなかろうか。無理もない。北と南の百万都市と並び称さ…

定食春秋(その 86)こだわり卵とん汁朝定食

野菜が食べたい。でも生野菜ではなく、火の通った、煮物系の野菜がいい。少し季節が変わったからか、そんな朝ごはんどき。頭の中の検索エンジンをフル稼働した結果、なか卯のとん汁はどうだい? との啓示がおりる。悪くないな、具材をオカズにご飯をかきこん…

定食春秋(その 85)目玉焼き朝食(もち麦ライス)

やよい軒に定期巡回。券売機で朝食メニューを選んでいると、ネットの噂どおり十六穀米変更券がなくなっている。好きだったのに、十六穀米。いかにも健康によさそうな薄紫色に雑穀たっぷりで、にわかに意識高い系になれた気がしてたのに。ともあれ、死んだ子…

麺喰らう(その 157)あごだしラーメン+高菜

長崎といえば異国情緒にあふれ、坂が多く、今日も雨だった。そんなイメージ。歴史ある街なのでご当地名物も数多く、トルコライスやカステラ、麺料理でも皿うどんやちゃんぽんなどが浮かんでくる。しかし、ラーメンの印象は薄い、というか、ない。そんな長崎…

麺喰らう(その 156)嵐げんこつラーメン(味噌)

たまにニンニクをガツンといきたくなる。勤め人の悲しさで、ランチで満たされないこの欲望は、ディナーで果たすしかない。江戸の仇を長崎で討つ、だネ。さて、らあめんの花月。いろいろな有名店とのコラボで知られますが、やはり店オリジナルのげんこつラー…

麺喰らう(その 155)自家製 サラダ風冷やし中華(シマダヤの流水麺)

空に太陽がある限り愛が続くならば、 店に流水麺がある限り夏なのだ。とはいえ、それはあたかも秋のセミのように、いつ尽きるともわからない、儚い命。夏の終わりを心に刻むために、やはり冷やし中華が幕切れにふさわしいのではないか。まわしものではないけ…

麺喰らう(その 154)半チャン+辛口ラーメン、餃子付き

街中華という言葉がある。造語なのが信じられないくらい、すごく腑に落ちる。何というか、ずーっと昔からあったかのように、定義をつぶさに調べなくとも使いやすい。さすがプロの仕事。さて、本日のセットの黒板にひかれ、駅前の中華屋さんにふらり立ち寄る…

麺喰らう(その 153)鶏煮込みラーメン

ラーメンに限らず、麺類はのびるとおいしくない。汁を吸ってだんごのようになって、味わいはともかく、喉越しは皆無に堕す。煮込んでものびにくい、鍋専用ラーメンがわざわざ開発されてることからも、煮込みと麺類のマリアージュはうどんがベストなんだろう…

定食春秋(その 84)定食朝定食(牛皿、ライスミニ)

2枚写真を並べると、間違い探しのようですが、単なる食事の準備のあとさきですね。味噌汁のフタを恭しくあける。牛皿と味噌汁に七味をぱらり。牛皿には紅ショウガを添える。玉子をコンコンパカリと割る。玉子にはしょう油をひと回し。ノリの袋ををていねい…

麺喰らう(その 152)月見そば

仲秋の 名月の朝 月見そば。… ああ、月見そばって、あれでしょ、玉子入りのヤツ。おいしいよね〜。でも玉子を割るタイミングに悩まない? 難しくってサ、ツユが濁るもんで。それに玉子だけだとお腹すくから、ついつい天たまそばにしちゃう。かき揚げに黄身を…

麺喰らう(その 151)きつねそば

ふだんはたぬきそば派のワタクシですが、たまに浮気心が疼きます。こう、甘〜いお揚げに身も心も委ねたいというか、疲れてるのかネ。さて、本日の武舞台は小諸そば、揚げの味を見込んでの選択です。食券提出後、すぐにやってくる丼ぶりにサービスのネギを散…

麺喰らう(その 150)春菊天そば

疲れがたまっていてもいつもの時間に目覚めるサラリーマンのサガ。粛々と電車に乗って、見慣れた駅前に降り立つ。今朝は何を食べようか、なんてボーッとしていると、ふと、風のにおいがかわったことに気づく。何というか、秋っぽい。台風一過のせいかな。む…

麺喰らう(その 149)ゲソ天・玉子そば

台風の疲れなのか食欲がない朝。お昼はバタバタしそうなので、何かお腹に入れておきたい。軽食でいいんだけど、おにぎりやサンドイッチは咀嚼・嚥下に苦労するので、こんなときはそばに限る。とはいえ、立ち食いそばは油ものが原則。いや、月見にすればいい…

麺喰らう(その 148)ラーメン+ねぎライス+餃子

家系ラーメンにはライスが合う、らしい。らしい、というのもネットで得た知識なので、伝聞形でしか言えないからだ。食に関しては好みもあるので、やはり実践せねば断言はできまい。ラーメンライスは天一とか、坂内とか、たまに食べる。当たり前だけど、おい…

麺喰らう(その 147)つけそば

知らない街を歩いてみたい、なんてたまに思う。健康のための散歩だけど、同じ道ばかりだと飽きるのだ。各駅停車に乗り、適当な駅で降りる〜高田純次ばりのC調さがほしいところだけど、何もない住宅街を歩くもつらいので、それなりの規模の駅を選ぶ。日差し…

麺喰らう(その 146)肉せいろそば

まだまだ蒸し暑い。でも、暑いからといって、冷たいものばかり食べてはいけない。親からそう言われてきた。何というか昭和の健康観だけど、身に染み付いた習慣でもある。で、肉せいろそば。冷たいそばに、温かいつゆ。ちょうどよいぬるさで食べられるのです…

麺喰らう(その 145)もりそば+かき揚げ

食事というものは、目で歓び、鼻で楽しみ、舌で味わう、シンプルなものでいい。有機栽培だの、どこどこ産の肉だの、予備知識があるとさらに違った味わいとなるけどサ。まあ、それらはなくとも目の前のひと皿がおいしくいただければそれでいいのだ。しかし、…

定食春秋(その 83)たれカツ丼

小諸そばの期間限定メニューには佳作が多い。同じそばチェーンでも、富士そばのように内角すれすれを攻めたようなメニューではない。無難な、外国人の初球に外角に逃げるスライダーを投げるようなセオリー通りの攻め。だが、それもいい。基本はそばとのセッ…

定食春秋(その 82)ちょい飲みセット

にわかに仕事がイヤになった夕方、家庭に逃げ帰る前に命の洗濯なぞ。見飽きた帰り道で目をつけていた、串カツ屋さんの「ちょい飲みセット」を狙って暖簾をくぐる。まだ人っけの少ない店内でカウンターの端を陣どり、お通しのキャベツを受け取りつつ、ちょい…

麺喰らう(その 144)上海ソース焼きそば

家族連れで賑わう中華店の片隅で、まじまじとメニューを選ぶ。なんか疲れてるし、定食のように、食事の組み立てが必要なものではなく、簡単なものがいいナ。そこで目につく焼きそばの部。うん、これなら何も考えずに食べていけそうだ。かた焼きそばにも激し…

定食春秋(その 81)べっこう寿司

まだ、大島にいます。お昼を食べ終え、近くの温泉に入ろうと海沿いを歩く。気持ちよい風が吹いていますが、いかんせん潮風なのでべとつきますナ。程なく到着した温泉は御神火(ごじんか)とかいう、火山島っぽいお名前。サウナ、ジャグジー、打たせ湯などひ…

定食春秋(その 80)地魚刺し身定食

なんとなく、伊豆大島にやってきました。非日常を求めつつ、日帰りしたいアンビバレンツな欲望を満たすのに、ちょうどいいのです、大島。ジェット船で都内から 90 分足らず。なんなら名古屋に行くのと同じと思えば、意外と近い。これから天気予報を見るたび…