今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 651)ビビンバ丼弁当

 

ジャンプ黄金世代に少年期を過ごした男として、ビビンバと聞けばキン肉マンのヒロインである。まあ、あのマンガのヒロインは色んな意味でミートくんだけれども。

 

名前は知っているけど、どんなモノかはつゆ知らず。長じて大学生のころ焼肉屋のメニューにそれを見つけ、ビビンバのフルネーム、ホルモン・ビビンバが腑に落ちる。

 

韓国料理なので、カタカナでの表記は原音を意識してビビンパ、ピビンバ、ピビンパなど揺れている。なるほど、ウイルスだって英語に忠実ならヴァイラスだしね。

 

そういえば、ハリー・ポッターに出てくるハーマイオニーは、ギリシャ神話の登場人物ヘルミオネーを英語読みしたとか。さらにカナに変換されており、原形はないな。

 

閑話休題Wikipediaによれば「ピビン」が「混ぜ」、「パプ」が「飯」の意味らしく、原音に忠実であれば「ピビンパッ」とか。促音で終わるのは、日本語なら珍しい。

 

ともあれ、本日のランチはビビンバ丼。本来ならばボウルのような器に盛りつけられており、ようく混ぜるんだけど、この形状の容器+箸ではちょっと無理な相談です。

 

致し方ないので、海鮮丼のような、具材のバラエティ豊かな丼ぶりものとして食べてゆく。大根キムチは酸っぱく、ナムルはそれぞれに味わい深い。ごはんが進むね。

 

味つけ肉は少しかたいけど、タレがよくしみていて、オカズヂカラは抜群です。目玉焼きを崩してみれば、黄身がとろりと出てくるお弁当とは思えない嬉しい演出です。

 

半分くらいに減ったところで、ざっとかき回して混沌の味を楽しむ。付属の味噌汁でお腹を温め、おいしく完食です。今度は、焼肉屋さんで石焼きビビンバ食べるかな。

 

ごちそうさまでした。