今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 674)ビリヤニ・ターリー(ほうれん草入り、マトン)

 

昨日ビリヤニ・ターリーを食べたとき、後客がほうれん草入りを注文しており、ひどく気になったので、忘れないうちに食べておく。どうせなら、マトンにしてみよう。

 

ビリヤニはインドの炊き込みご飯だから、色んな種類があるのは当然である。ほうれん草というとポパイの好物であり、謎の水煮缶を食べてはパワーアップしていた。

 

露地物はかつてエグ味がきつかったけど、最近は生食できちゃうくらいだから、青臭さもないだろう。程なく到着したプレートには、緑というより黒っぽいビリヤニが。

 

食べてみるとそれほど辛みはなく、カレーやライタとの相性がよい。あえて選んだマトンは牛とも豚とも異なる繊維感で、食の禁忌が少ないので重宝されるのもわかる。

 

サラダを喰み、無糖の紅茶を飲みつつビリヤニを食べる。BGMはインド音楽かな、ビートルズの「ノルウェイの森」イントロのようなフレーズが繰り返されている。

 

店員さんが印僑ということもあり、何か不思議な空間にいる気がする。ほうれん草パワーで午後の仕事を張り切るゾ、というよりインドで人生観変わりました、に近い。

 

ごちそうさまでした。