大阪発祥のラーメン店はあまり聞かない。ほかに粉モンがありすぎて、ラーメンまで手が回らないのかもしれない。そんななかでの道頓堀・神座。
スープにこだわりをもち、自ら「おいしいラーメン」をメニュー名に冠する神座では、白菜たっぷりで、カラダによさげなラーメンが食べられる。
で、メニューをみれば「野菜いっぱいラーメン」を発見。日高屋の野菜たっぷりタンメンの向こうを張るような心意気に惚れ、迷うことなく注文。
やってきたのは、確かに野菜いっぱいとしかいいようがない一杯。キャベツ、にんじん、もやし、ネギをスープとともにシャキシャキ食べてゆく。
もともとフレンチのシェフが考案したらしく、スープはフォン・ド・ヴォーのような、深い味わいです。卓上にコショウがないのが自信の現れ。
ひたすら野菜の層を食べていくと、コンニチワ、いよいよ麺のお出まし。麺は黄色く、クセもなく、スープの旨みに寄り添っておりますナ。
ここで本来のおいしいラーメンの主力、白菜も合流して、いよいよツルツルが忙しい。午後の仕事もあるけど、ニンニクをひとサジ入れちゃえ。
なんというか、野菜を食べました。ラーメンというか、ひたすらに野菜を喰みました。ただただ健康的なランチ麺。こんな日もいいものですね。
ごちそうさまでした。