金の埋蔵量は、五輪の公式プール4杯分なんだとか。その輝きと科学的安定性で古代から珍重されてきた。そういえば、金銀銅の序列も、五輪で自然と身につけたな。
実物をみたことがあまりないので、テレビや印刷物でしか金を知らない。加法混色のテレビはまだしも、減法混色の印刷物では金の輝きはなかなか再現されないし。
本日は「ゴールドチャーハン」。きっと玉子のツヤが瞬くような輝きなのだろう。金色の食べ物なんて、金沢がやたら推す金箔入りアイスや日本酒しか思いつかない。
その者青き衣を纏いて金色の野に降り立つべしーーナウシカのオババの言葉を調べつつ待てば、先に愛玉子、高菜的な漬け物、豆腐と玉子のスープがやってくる。
スープをチビチビ飲みながら待つと、やってきたのはゴールドというより茶色いチャーハン。匙を差し込めばパラパラとしており、口に入れると中華スパイスの香りが。
全体に細かく刻まれた具材がたっぷりで、栄養価が高そう。たまに玉子がカリカリなのがアクセント。やたら塩っぱいのはチャーシューだろうか。ともあれ、おいしい。
高菜っぽい漬け物は、豆も入っており、少し甘い。何だろう、これ。不思議な味を訝しみつつ、箸と匙を駆使してキレイに完食です。愛玉子をツルリと食べて席を立つ。
ごちそうさまでした。