今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 197)鳥からそば

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そば屋さんは天ぷらを出すんだから、唐揚げもできそうな錯覚に陥る。だが冷静に考えれば、同じ揚げ油でよいわけもなく、両雄は並び立たない。


で、こちら小諸そばには「鳥からそば」があるわけです。チルドなんだろうけど、それでも別に構いません。今朝は肉肉しい食事がいただきたい。


小諸名物のサービスネギをのせ、ゆず七味をアホほどかける。まずは鳥からをパクリ。おお、サクサクの衣、キシキシの繊維。ご飯に合いそう。


剥がれ落ちた衣は、天かすよろしくツユに深みを与えます。ホウレン草、カマボコが小諸の基本。地味ながら、ちょっと上質な気分になれます。


ツユは立ち食い界隈にしては上品で、やや酸味がきいてます。よく漬け込んでおいた2つ目の唐揚げは、衣がモロモロして食欲をそそりますナ。


ふと気づけば店内 BGM はオルゴールによるイノセントワールド。いつもこの時間に流れてるのは有線なのか、小諸全体で統一されているのか。


うーん、他店舗を知らないのでなんとも見当がつかない。下手に歌詞のある曲よりもクセがなくていいけど、冬とともに、謎も深まりました。


さて、順調に朝餉は進む。そばも唐揚げも胃袋におさめて、完飲しないまでも、ツユをゴクリと。朝から蛋白質、たぶん、カラダは喜んどるな。


ごちそうさまでした。