カキはRのつく月に食べろという格言。セプテンバーからエイプリルまでと考えても7か月ある。それに夏の岩ガキを考えれば通年食べられそう。
そういえば、初めて出かけた海外がオーストラリア。生ガキに初挑戦して、同行者がドン引きしていたけど、現地の2月はこちらの8月なんだね。
輸送技術、品種改良、いろんな努力の結晶と思うけど、やはり旬っぽい季節に食べるとおいしさが違う、気がする。で、今季3度目のカキフライ。
まずは、みそ汁を飲みつつ、ひとり作戦会議。おや、ずいぶん風味豊かと思えばワタリガニの足ですね。しかも卵も入っていて、嬉しい不意打ち。
気を取り直し、パセリを食み、レモンをキャベツに絞りつつ、ひとり作戦会議アゲイン。前回同様に、醤油とソースを2つずつ、に決定する。
幼い頃、卓上に常に醤油があったので、なんであれ醤油をかけていて付いた習慣。カキフライに醤油は合うんだけど、愛好家は少ない気がするな。
まずはソースで、ガブリ。ハフハフ、おいしい。タルタルほどではないけど、洋食っぽさが嬉しいね。醤油のほうは、酒のアテっぽくて楽しい。
いずれもごはんのお供に申し分なし。2周目からは、カラシをつける。海のミルクにカラシの刺激がベストマッチ。思わずにやけちゃうおいしさ。
定食はあちこち食べるので忙しい。塩分が気になるお年頃なので漬物は半分だけ。カキフライを平らげたのち、小鉢のひじきでご飯を食べていく。
ひじきは鉄分豊富と言われてきたのに、実はひじきを煮つけた鉄鍋の成分だったと知って、なんとも言えない感情になったっけ…ひじきに罪なし。
ごちそうさまでした。
★しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。