欧米では海藻はみな一緒くたに「seaweed」と呼ぶとか。生物学者はともあれ、名の知られたシェフでも、seaweed で片づけてしまうらしい。
そんな話を安住紳一郎の日曜天国で聴いたのを思い出す。海苔、昆布、あおさ、ひじき、ワカメなどみーんな seaweed 扱い。文化の違いですね。
昆布だしで、あおさとワカメがのせられたこちらのそばなんて、triple seaweed soba noodle ですよ。日本人、どれだけ海藻が好きなんだろう。
ともあれ、食券を提出してカウンターの隅っこに立ち、呼び出しを待つ。店員さんの復唱が聞くともなしに聞こえますが、ネギ多めがやたら多い。
サービスだからの精神もわからんではないけど、適量があるよね。そばは、ラーメンほどスープにパンチがないから、ネギはそこそこでいいな。
で、呼び出されれば、なんの手違いか私のもネギ多め。今さら引けないので、大人しく、そうそうやっぱりネギだよね、という顔をして受け取る
サラサラのあおさは、風味よし。クキクキのワカメは、歯ごたえよし。たっぷりのネギはツユに漬け込んでおき、後半戦で食べることにする。
せっかくなので、あおさを調べてみる。詳しくは Wiki をみていただきたいが、あおさ、青海苔、板の海苔はすべて別の種類だと知る。なるほど。
ズルズル、ハフハフ。植物性素材が多めのそばを淡々と食べる。途中、七味をふって植物成分をさらに加え、最後に煮えたネギをまとめてパクリ。
ごちそうさまでした。
★しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。