今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 277)シュクメルリ鍋定食 in 松屋

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シュクメルリ。不思議な響きの料理を食べてからはや1年、松屋で再びあいまみえる。なんでも復刻総選挙で堂々1位を獲得したとか、スゴイな。


何かの記事で、発祥地ジョージアの大使に食べてもらい喜ばれていました、やはり嬉しい。でも、ジョージアってどこヨ?という声もありますね。


黒海沿岸で旧ソ連だけど、ロシアと軍事衝突して以降関係が悪い。そこでロシア読みのグルジアでなく、英語読みのジョージアに変更したとか。


でも、現地語ではサカルトヴェロというとか。まあ、日本もジャパンと呼ばれているし、その日本もイギリスという独自の呼び方を続けてるし。


折角なので、チーズをトッピングして、さらにコクを加える。シチューでご飯を食べるのは1つの文化ですが、栃ノ心もびっくりの味ですね。


鉄鍋と燃え盛る固形燃料のギミックがいい。旅館の晩ごはんなら肉が焼かれてるやつだ。グツグツと煮えたぎる熱さは、それだけで価値がある。


スプーンで舐めれば、しょっぱおいしい。鶏肉はコクとチーズをまとい、旨み爆弾と化して、ご飯が進む。ホコホコのさつま芋もいとをかし。


全体にチーズの香りが勝り、ニンニク感はあまりない。ハフハフ、うまうま食べるうち、増量チーズが喉にはりつき、慌ててお茶で流し込む。


チーズフォンデュのような趣きで、バゲット1本食べられるな、などと思う。帰りしな、マスクをつけると、そこでニンニクの臭いに気づく(笑)


ごちそうさまでした。


しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。