シュクメルリ。不思議な響きの料理を食べてからはや1年、松屋で再びあいまみえる。なんでも復刻総選挙で堂々1位を獲得したとか、スゴイな。
何かの記事で、発祥地ジョージアの大使に食べてもらい喜ばれていました、やはり嬉しい。でも、ジョージアってどこヨ?という声もありますね。
黒海沿岸で旧ソ連だけど、ロシアと軍事衝突して以降関係が悪い。そこでロシア読みのグルジアでなく、英語読みのジョージアに変更したとか。
でも、現地語ではサカルトヴェロというとか。まあ、日本もジャパンと呼ばれているし、その日本もイギリスという独自の呼び方を続けてるし。
折角なので、チーズをトッピングして、さらにコクを加える。シチューでご飯を食べるのは1つの文化ですが、栃ノ心もびっくりの味ですね。
鉄鍋と燃え盛る固形燃料のギミックがいい。旅館の晩ごはんなら肉が焼かれてるやつだ。グツグツと煮えたぎる熱さは、それだけで価値がある。
スプーンで舐めれば、しょっぱおいしい。鶏肉はコクとチーズをまとい、旨み爆弾と化して、ご飯が進む。ホコホコのさつま芋もいとをかし。
全体にチーズの香りが勝り、ニンニク感はあまりない。ハフハフ、うまうま食べるうち、増量チーズが喉にはりつき、慌ててお茶で流し込む。
チーズフォンデュのような趣きで、バゲット1本食べられるな、などと思う。帰りしな、マスクをつけると、そこでニンニクの臭いに気づく(笑)
ごちそうさまでした。
★しばらくは、孤食のグルメ&お蔵出しです。