気は優しくて力持ち、というとドカベン山田太郎である。アニメの再放送でみているので、ドンピシャ世代というわけでもないけど、ともあれ、ドカベンのイメージ。
しかし、このフレーズはもともと、童謡・桃太郎からきているらしい。すぐに思い浮かぶのは「♩桃太郎さん、桃太郎さん」のイントロだけど、実は他の曲があるのだ。
「♩桃から生まれた桃太郎、気は優しくて力持ち」というイントロから始まるらしいけど、知名度はほぼない。力持ちって、どちらかというと金太郎のイメージだしね。
ともあれ、力うどん。力持ちだからチカラうどん。もう、ダジャレでしかないけど、力持ち桃太郎に比べこちらは遥かに人口に膾炙しており、歴史は勝者のものなのだ。
久しぶりだな、おもち。最近はレンチンで食べられるから、年じゅう冷蔵庫にあるけど、こんがり焼け目のついた焼きもちは格別です。1つつまんで、うに〜とのばす。
これぞ、文字どおりのもちもち食感。焦げ目の香ばしさたるや、正月が恋しくなる。ザクザクとほうれん草を喰み、ふわふわのあげ玉を舌で潰して、いよいようどんを。
うどんの弾けるような歯ごたえは焼きもちに主役を譲らぬという、妬きもちを感じます。炭水化物on炭水化物こそ漢飯の真骨頂。力強く午後のお仕事に励めそうです。
ごちそうさまでした。