気はやさしくて力もち。ドカベンの主題歌に歌われますが、日本男子の1つのあり方です。まあ、ジェンダーレスの御時世ですので、古い考えかもしれません。
さて、力うどん。力もちが語源とも言われますが、焼きもちの膨らむようすは力こぶにも見えますよね。もちは新年の季語ですが、季節を問わず食べたくなる。
まずは淡麗なダシをテイスティング。徐にうどんをいく筋か持ち上げ、ツルツルといただく。もちもちの食感が、サラサラの天かすと好対照ですね。
さて、香ばしく焦げ目も美しいおもち。サクッと軽い食感の中には、うに〜と伸びるドッシリおもち。そうそう、これこれ。中年男の稚気で伸ばしてゆく。
たとえるなら、大掛かりなお雑煮。ツルツル、ムニムニと楽しんで、ダシをゴクリ。お腹がしっかり温まり、午後のエネルギー源、力となりました。
ごちそうさまでした。