今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 138)ばくだんおむすび、ポーク玉子おむすび

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おむすびが専門店で売られる令和。昭和生まれには信じられない。でも、実家で出るお茶も急須からペットボトルになるような時代なんだよナ。


ともあれパリパリ海苔が楽しいコンビニとは一線を画して、専門店系ではしっとり海苔が多いですね。それに変わり種も多くて目移りしちゃう。


まずは「ばくだんおむすび」をチョイス。物騒な名前で手榴弾くらいの大きさ。きっとたっぷりの加薬(火薬)が入ってるに違いない。


あとはお隣に並ぶ「ポーク玉子おむすび」も。沖縄っぽさ満開ですね。スパムと玉子のコントラストも美しく、琉球の風を感じますナ。


何というか、いつもと同じ時間の過ごしかたなのに、ランチにおむすびが控えているという安心感。米を食べときゃ何とかなるの昭和な精神。


まずは、ばくだん。ガブリとかじりつけば、噛み切ることを拒絶する湿気った海苔。具はシャケ、コンブ、マヨかな。口じゅうがハッピーアワー。


お次に、ポーク玉子。沖縄ではメジャーなんだろうな。かつてスパムは粗造品の代名詞のように言われたけど、実はおむすびにピッタンコです。


お茶を飲みつつ、唐揚げをつまみつつひたすらに咀嚼。意外と値が張ったけど、それもナットク。食べ過ぎで苦しいくらいです。ふう、満足満足。


子どもが小さい平成の頃、おむすびこさえて公園に行ったもんだ。何で子どもってあんなに海苔が好きなんかな〜。しみじみ思い出すねえ。


思い出補正こみで、いい食事になりました。世界でも数少ない海苔の消化酵素をもつ大和民族たるもの、定期的に海苔を食べにゃいかん。


ごちそうさまでした。