ペペロンチーノの本名は、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノらしい。アーリオがニンニク、オーリオがオリーブオイルをさす。
で、そこにスパゲティと唐辛子が加わってペペロンチーノとなるとか。シンプルだけに、麺の味がよくわかる、いわばイタリアのもりそば。
ランチサービスのコーヒーをすすっていると、先に紙エプロンの到着。そうか、油が跳ねるのか。とか思う間にペペロンさんのお成り。
くるくるとフォークに巻きつけてパクリ。ニンニクがそこそこきいてて、おいしい。マスク生活でないと、お昼に食べたらアカンやつだ。
唐辛子がピリリときいて、油っこさを打ち消す。茹でたてのスパゲティは、イキがいいので油がピンピン跳ねてきて、神エプロン大活躍。
イタリア人のソウルフードなのかな、と思いつつも、粉チーズをザブザブかけ、イタリアでは御禁制のタバスコもピトピト垂らす。
調味料はすべて試さねば気が済まない、貧乏性ゆえ。でも、この味こそ日本食としてのスパゲティですよ。最後はパンで油をぬぐう。
ごちそうさまでした。