給食というと、遠い20世紀の思い出なので記憶が薄い。でも好きなメニューは覚えていて、焼きそば、わかめごはん、揚げ餃子、揚げシュウマイあたり。
食が細い子どもだったけど、給食は家でのごはんと味が違って刺激的で、苦手なものなく残さず食べていたな。たまに食べたくなる、やさしさの味です。
さて、今朝はめとろ庵。冬季限定というメニューが攻めまくっている。秋は「めっちゃえのき天そば」で、まだ理解の範疇だったけど、遂にシュウマイ天とは。
富士そばの「たこ焼きそば」思い出す。揚げ物とそばの相性のよさはお墨つきなので、楽しみに待つとしよう。程なく呼び出しがかかり、異形のそばとご対面。
名は体を示す、そんなビジュアルにニッコリ。1つ摘み上げてかじってみると、カシュ、サクサクと給食の味がして、ごはんが欲しくなるしっかりした味わい。
ツユがしみていて思った以上に熱いので、ハフハフと熱を逃す。そばをすすれば、安定のめとろ庵クオリティ。ダシがきいたツユに油が浮いておいしい。
換気で入口があいているのて、店内はそこそこ寒い。七味で熱産生を高めつつ、サクサク、ズルズルと食べすすめ、やがて丼ぶりにはツユとシュウマイ天のみ。
ツユがしみてなお、サクサクと天ぷらはまさに懐かしの給食だけど、揚げ物がきついお年頃。胃もたれ確定の朝ですが、悔いなしの限定メニューでした。
ごちそうさまでした。