耳慣れない単語を聞くと、知識を総動員して意味を推測するんだけど、結局は響きが似ているだけの、全く異なる言葉を想起する。ポリコレときいて、パリコレとかね。
その手の話は枚挙に暇がないけど、本日のディナーはワッパー。バーガーキングではハンバーガーの上位互換としてワッパーがあり、その大きさには驚くこと請け合い。
ワッパーと聞いても、スペルも浮かばないし、ワイパーとかラッパーなどノイズしか浮かばない。スペルアウトはWhopper、並外れて大きいもの意味する単語らしい。
マックだとビックマックなど縦に大きくする方向だけど、バーガーキングは直径を大きくしている。バーガー、ワッパージュニア、ワッパーとボリュームが増してゆく。
以前ダブルワッパーを食べたとき、気絶するくらい満腹になったので、足るを知るでノーマルワッパー。とはいえサイドメニューを3種頼み、ビールを飲む気満々です。
まずはナゲットとハニーマスタード。甘塩っぱいは正義ですね。ポテトらマックより太くモスより細い口当たりのよさ。ハッシュブラウンはサクサクでいい酒のアテ。
ひと通りつまんで、いよいよワッパー。ちょうどCDアルバムくらいの直径ということは12センチ強か。縦に大きいバーガーより、高さがないぶんかじりやすいかな。
大きく口を開け、エイッと食べれば口の中がおいしさで満たされるのが快感。やわらかなバンズ、香ばしく焼かれた肉汁あふれるハンバーグ、おいしくないわけがやい。
レタスはショリショリと軽やかで、たっぷりの玉ねぎは辛みはなくサクサク。トマトの酸味が全体をまとめあげ、この食体験はお値段以上間違いなし。ビールが捗るわ。
しかしアラフィフの胃の限界は、すぐにやってくる。サイドメニュー含めて8割がたはおいしくいけたけど、残る2割は頑張って押し込む。若さがうらやましい、かな。
ごちそうさまでした。