今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 6)野菜たっぷりタンメン麺少なめ

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野菜たっぷりタンメン麺少なめ字面だけ見てると、何が多いんだか少ないんだかわかりにくいですね、これ。

ともあれ、巷間では野菜を 1 350 グラム食べましょうと言われますが、いざ実行するのはなかなか大変です。そこで、すきあらば野菜不足を一気に補ってしまおうという意欲に満ち溢れた一品です。色数も多いし、栄養バランスもそれなりですよね。


さまざまなバリエーションを誇るラーメンに比べると、タンメンというのは、日陰ものというか、影がうすい印象がありますね。漢字で書くと「湯麺」で素ラーメンのような印象だからか、あるいは関東ローカル色が強いからでしょうか?

なんならタンタンメン(担々麺)やワンタンメン(雲呑麺)に比べても、これっていう定番がはっきりしないぶん、目立たないのかもしれませんが。


ところで、サッポロ一番の定番「しょう油、みそ、塩」は魏呉蜀の三国時代のように好みが分かれるところです。学生のころは5袋 298 円で買い込んで、キャベツとともに煮込んで、鍋から直接食べたものです。

そこではやはり「塩」でしたね。「季節のお野菜、いかがです」との藤岡琢磨の呼びかけに応じたわけではないのですが、なるほど塩味が野菜に合います。切り胡麻が香りをプラスするのもいとをかし。私は、ゆかりをチラッとかけアクセントにしたものです。


で、話を戻すと、タンメン。日高屋の看板です。シャキシャキ野菜で口内をやけどさせつつ、時おり麺をつつく。途中で胡椒をかけたり、お酢をかけたりして味を変えて野菜を平らげたところで、一気呵成に麺をすする。アツイ、旨い、アツイ。

ものの 10 分で完食。消化や満腹感のためにはもう少しゆっくり食べたほうがいいんでしょうけど、この寒い季節、熱さもご馳走ですから、手早くいただきました。野菜、たっぷりとれました、たぶん。


ごちそうさまでした。