今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 149)車海老のフライ

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おいしかった洋食屋さんの跡地に新しい店が。気になって入れば、ほぼ居抜きの様相で、テーブルやイスは以前のママですね。何もかも懐かしい。


さて三種のランチから車海老のフライを選ぶ。何となく洋食屋さんの基本っぽいし、ワクワクするな。静かなクラシックが流れる店内で待つ。


前の店は NHK が点いてたな、なんて思いながら壁をみれば謎のリキュールやウイスキーの空き瓶が並ぶ。国産ビール党なので価値はわからんヨ。


程なくやってきたマイランチ。おや、みそ汁のお碗がやたら大きいナ。ひと口飲めばダシは薄めですが、玉ネギがトロトロで、ご飯に合いそう。


さて、サラサラとしたソースをかけて、まずは車海老をガブリ。よく見えなかったけど、尻尾がついてますね。身はプリップリでほんのり甘い。


うーん、エビの頭を食べたいけど、ヒゲが喉に刺さるのが怖いなぁ。味噌を吸うようにかじりつくけどまどろっこしい。面倒だ、食べてしまえい。


よーく噛みながらエビ味噌を堪能する。濃厚な味のお供がビールでなくてご飯なのが無念だね。みそ汁は飲みきれないので具だけさらえて食べる。


後客の OL 三人組の途切れない会話では、ここ何を食べてもおいしいよ、あれ、店が変わってるかも、メニューが違うなどと戸惑いの声があがる。


居抜きは以前の店と比べられる運命です。伊佐坂先生の前の浜さん一家なら記憶も薄かろうけど、こちらはまだ記憶に新しい。頑張って欲しいな。


ごちそうさまでした。