お昼どき何を食べるか決まらないときは、食堂に限る。ファミレスもいいけど、孤独のグルメには似合わない。古いけどおいしい街の顔を目指す。
メニューを眺めつつ、改めて自分の腹具合と対峙する。麺の部、定食の部、丼の部から、各々、冷やし中華、目玉焼き定食、チャーハンが残る。
どれもおいしいけど、こちらでチャーハンはご無沙汰なので、見事に優勝。表彰式を心の中で行いつつ注文する。もう、グラスの水が温くなった。
どんなだっけな〜とワクワク。なんか、小学生の頃の土曜日のお昼、母親が台所でカチャカチャやっている音を聞くような、そんなドキドキ感。
やってきたのはチャーハン、スープ、漬け物、水菓子と、立派な陣容です。チャーハン、大盛りにしておいてよかった、モリモリ食べちゃおう。
レンゲを動かしてはチャーハンを食べてゆく。ネギ、チャーシュー、たまご、カマボコ。彩りも炒め具合もちょうどよく、ニコニコしちゃう。
口の中が油っぽくなれば、レンゲでスープをゴクリ。お米の食感に飽きたら、漬け物をポリポリ。おっ大根は端っこだ、なんとなくラッキー。
夢中で食べれば、あっという間になくなる大盛りちか。熱い粉茶で口をサッパリさせて、水菓子なぞ。スイカに塩がかかっているのが、うれしい。
なんとなく決めたチャーハンでしたが、思い返せばベストチョイス。チャーハン好きの内村光良さんに自慢したい、おいしく楽しいランチでした。
ごちそうさまでした。