今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 343)つけとろ

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食欲がない、そんなお昼どき。夏バテなのかもしれないけど、体力維持のためには何か食べておいたほうがいいのは自明。冷たいお蕎麦にしよう。


メニューをみれば、冷たくて軽めのお蕎麦は、もり、田舎、つけとろ、胡麻たれ辺り。どれも魅力的だけど、精をつけるべく、とろろにしよう。


こちらうどんは出さない蕎麦オンリーの専門店なので「◯◯蕎麦」とは書いていない。つけとろ=つけとろ蕎麦なのです。矜持を感じるなぁ。


やってきたのは見目麗しき蕎麦。まずは蕎麦猪口にツユを入れ、普通に食べる。ワサビ、ネギ、大根、七味で味変しつつ、3分の1ほどいただく。


すでに喉越し爽やかだけど、残ったツユをとろろの碗に入れ、くるくる攪拌する。すごい粘り気が栄養満点ですって感じ。いいヤツ使ってるねえ。


蕎麦をつけてたぐれば、とろろの喉越しがツルリと楽しい。紫蘇の香り、黄身の旨味と三位一体、ジェットストリームアタックの如く味わい深い。


で、最後は蕎麦湯。とろろに吸われたのか、残るツユはわずかですが、たっぷり注いでごくり。夏バテだからこそカラダは冷やしたらアカンのだ。


ごちそうさまでした。