今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 473)タンメン

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アラフィフともなると、いろいろとガタがくる。自覚はないものの、数字は嘘をつかないので、それなりに気づかって生きなければならない。


塩分や糖質を避け、なるべく野菜をとり、ゆっくり噛んで食べる。理屈はわかるけど、サラリーマンのランチタイムでは、なかなか難しいですね。


大好きな麺類や丼ぶり物はあまり推奨されないのですが、あえて食べるならタンメンらしい。確かに野菜たっぷりで、スープもあっさりしている。


気になる塩分も、スープを飲み干さなければ許容範囲。医食同源とはよく言ったもので、もはや治療のつもりでタンメンを待つ。言い過ぎかな?


昔ながらのタンメンは、長ネギ、玉ネギ、白菜、人参、シメジ、青梗菜、ピーマン、キャベツ、もやしなど、3分食べても麺がみえない層の厚さ。


季節のお野菜いかがです〜なんて藤岡琢也の歌声が聞こえてくるようです。ようやく出会えた麺をすすり、野菜の滋養が詰まったスープをゴクリ。


ああ、ゴクラク。野菜の重みから解放され、スープをゆるゆる泳ぐ麺をツルツル食べ、コショウやお酢で味変、塩分以外で満足度を上げていく。


タンメンは、心身に効くクスリです。そんな言い訳を自分にしつつ、最後の1本まで麺をつつく。スープはガマンして、緑茶をゴクリと飲み干す。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。