久しぶりに神奈川訪問。相模国のそばだから相州そば、こちらも久しぶり。相鉄線・二俣川駅には、大河ドラマとタイアップした畠山重忠のパネルがある。
そうか、このあたりで合戦があったのか。今回の大河ドラマは、同じ三谷幸喜の新撰組!以来でじっくりみています。当たり前だけど、みな過去の人なわけで。
どんな人生で、どんな死を迎えたか。記録の残るひともいれば、あいまいなひともいる。まして市井の民などは、歴史のマイルストーンにはならない。
私も名も残さずに死んでゆくんだなぁ、と歴史を偲びつつ、いか天そばを注文。そば茹でで1分待つとのこと、いにしえを思えばなんてことのない時間です。
さてさて、凛と真っ直ぐないか天、久しぶりのいか天を愛おしく持ち上げ、ガブリ。ツユに浸っていない上半分は少し冷たく、カリカリ食感です。
いっぽう下半分はしっとりツユをまとい、いかの風味を殺さぬ程度の味つけ。ひと口かじれば、サクッと歯切れのよいイカさま。うんうん、予想以上。
パラパラ七味をふれば、かなりキク。売れてるそば屋は回転が速いから、七味も新鮮だよね。ダシを飲めば適度に熱く、駅そばならではの早喰い配慮。
箱根そば、富士そば、小諸そば、ゆで太郎など激戦区の南関東のチェーン店。相模の雄として頑張って欲しいな。とかいう間に完食して、水をごくり。
ごちそうさまでした。