今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 444)マグロの立田揚げ定食



竜田揚げを知ったのは、マックのチキンタツタだった。鳥の唐揚げではなく、外国のタツタという調理法だと勘違いしており、もっぱらマックでは牛を食べた。


大学生の頃、ファミレスで先輩が「若鶏のリューデンアゲ」を注文し、竜田揚げが記憶に定着した。こちらは立田の表記で、これなら間違えなかったろう。


https://socius-lover.hatenablog.com/entry/2019/02/13/184957


さて、進化した科学は魔法と区別がつかないというが、火を通したマグロは鶏肉と区別がつかない。魚なのに、実に肉肉しい味わいに変貌する。


サイコロのような立田揚げ。1つ口に放り込めば、ハフハフおいしい。下味の料理酒の香りがして、くさみが一切ない。キャベツに醤油をかけて食べてゆく。


実にオカズヂカラが強く、白飯はもちろん、ダシのきいた味噌汁が似合う。揚げたて期をすぎると、マグロの滋味をじっくり味わえて、ひと粒で二度おいしい。


昆布、梅干し、お新香も味のアクセントとして申し分なく、体調がいいんだろうな、心身満たされるランチタイムです。最後にぬるくなったお茶をゴクリと。


ごちそうさまでした。