レバニラ。両親が内臓肉を好まなかったので、大学に入るまでついぞ食べたことがなかった。ドラクエの呪文っぽい響きで、バイキルトっぽい効果がありそう。
ともあれ、レバにら炒め。字義からすればレバーとにらの炒め物ですが、実際のところはレバもやし炒め、featuring にら、くらいのことが多い。
レバーは栄養たっぷりとされるので、改めて効能をググる。牛豚鶏で異なるけど、鉄分、ビタミン、葉酸などめくるめく栄養素の塊に、思わずほほ笑む。
一方のにら。単品で主役を張るタイプではなく、レバにら、にら玉などの炒め物や担々麺など、中華との相性がよい。旬を調べてみると、意外にも春でした。
やってきたレバにら炒めは、レバー、もやしと玉ねぎ、たまににら、といった風体。黒っぽい色が、味つけのコクを物語り、オカズヂカラは十分とみた。
まずは適当に箸を入れてパクリ。シャキシャキのもやし、ねっとりしたレバーが好対照で、思ったとおり味つけは濃いめ。オイスターソースがきいてますね。
当然、ごはんがすすむ。幸いにたっぷりとオカズがあるので、オカズとごはんを交互に食べてちょうどよいペース。鼻を抜けるにらの薫香も食欲を刺激する。
途中、大根の酢漬けやトマたまスープで箸を休めつつ、もやしの1本も残さずに完食です。口が塩っぱくなったところで飲む水の何と美味しいことよ!
ごちそうさまでした。