「厚切り」というと、トースト、牛タン、ベーコンなどが頭に浮かぶ。普段より少しだけ幸せを味わえるイメージで、プチ贅沢だけれども、決して下品でない程度かな。
あとは、厚切りジェイソン。ホワイジャパニーズピーポー?で知られますが、パックンマックンと区別がつきにくい。写真をみると全然違うのに、不思議な錯覚です。
昭和世代ならばわかるだろう、ケント・デリカットとケント・ギルバートのような混在感。あるいは、デーブ・スペクターまで参戦して困惑は広がります。…何の話だ。
ともあれ、本日の昼食は厚切りトンカツ定食。毎朝のちいかわ占いを信じているわけではないけど、ラッキーアイテムに従うと昼ごはんを考える手間が省けるのです。
美味しんぼの山岡さんは、トンカツの肉の厚みは5ミリが限度と言うけど、食べる立場ならば横に広いより、縦に厚いほうが嬉しい。口を縦にあける快感があるのかな。
前口上はさておき、厚切りトンカツのおなり。ソースを丹念に回しかけ、端っこをガブリ。肉と脂のハーモニーがオカズヂカラ抜群で、ごはんが進むことこの上なし。
「トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが人間、えらすぎもしない、貧乏すぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」という美味しんぼの金言。
しみじみその意味を噛みしめる。お金の問題だけでなく健康も維持してこそ、トンカツが味わえるのだ。キャベツを喰み、味噌汁を飲んで、リズムに乗って食べてゆく。
正直いえば、このトンカツに伍するには白米が足りないけど、胃もたれや血糖値を考えると、これでいいのだ。足るを知るのも健康の秘訣、腹九分くらいで完食です。
ごちそうさまでした。