今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 565)厚切りトンカツ定食

 

「厚切り」というと、トースト、牛タン、ベーコンなどが頭に浮かぶ。普段より少しだけ幸せを味わえるイメージで、プチ贅沢だけれども、決して下品でない程度かな。

 

あとは、厚切りジェイソン。ホワイジャパニーズピーポー?で知られますが、パックンマックンと区別がつきにくい。写真をみると全然違うのに、不思議な錯覚です。

 

昭和世代ならばわかるだろう、ケント・デリカットケント・ギルバートのような混在感。あるいは、デーブ・スペクターまで参戦して困惑は広がります。何の話だ。

 

ともあれ、本日の昼食は厚切りトンカツ定食。毎朝のちいかわ占いを信じているわけではないけど、ラッキーアイテムに従うと昼ごはんを考える手間が省けるのです。

 

美味しんぼの山岡さんは、トンカツの肉の厚みは5ミリが限度と言うけど、食べる立場ならば横に広いより、縦に厚いほうが嬉しい。口を縦にあける快感があるのかな。

 

前口上はさておき、厚切りトンカツのおなり。ソースを丹念に回しかけ、端っこをガブリ。肉と脂のハーモニーがオカズヂカラ抜群で、ごはんが進むことこの上なし。

 

「トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが人間、えらすぎもしない、貧乏すぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」という美味しんぼの金言。

 

しみじみその意味を噛みしめる。お金の問題だけでなく健康も維持してこそ、トンカツが味わえるのだ。キャベツを喰み、味噌汁を飲んで、リズムに乗って食べてゆく。

 

正直いえば、このトンカツに伍するには白米が足りないけど、胃もたれや血糖値を考えると、これでいいのだ。足るを知るのも健康の秘訣、腹九分くらいで完食です。

 

ごちそうさまでした。