トリコロールというと、青白赤のフランス国旗であり🇫🇷、日の丸や星条旗と同様、名が体を示している。それぞれの色には当然由来があるけど、ここでは割愛する。
世間では、トリコロール=おフランスだけど、実はイタリアの国旗もトリコロールである🇮🇹。なんでもフランスの国旗を模したらしく、そりゃあ似てくるのも当然か。
Wikipediaによれば、緑は「国土」、白は「雪・正義・平和」、赤は「愛国者の血・熱血」を表すとか。でも悲しいかな、この三色旗をみると、ピザ屋さんが思い浮かぶ。
あるいはサイゼリヤでもいいけど、この配色はすっかりイタリア料理のシンボルカラーとしてしみついている。緯度が近いからか、イタリアンは日本人の口に合うよね。
そんなイタリアンの代表格ピッツァ、ちなみにピザはアメリカ料理らしい。ゆえに野茂の女房役はイタリア系移民だからピアザではなくピアッツァなのだ。なんの話だ。
ともあれ本日のランチはマルゲリータ。バジルの緑、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤はまさにおいしさのトリコロール。焼きたてアツアツをいただきます。
6つに切り分け、まずはひと切れ。さくふわで小麦の香り高い生地と、ムチムチしたモッツァレラの対比が素晴らしい。卓上にタバスコがないのもピッツァの証拠です。
マルゲリータとはイタリア王妃の名前らしく、このイタリア国旗の色合いを模したピッツァをいたく気に入ったのが由来とか。作り手でなく、命名者の名前が残るのか。
ハヤシライスや沢庵は作り手の名前が残りましたね。カツカレーのアイデアを思いついたのは巨人で活躍した千葉茂といわれるけど、千葉カレーとはならなかったな。
などと思いつつ、ハフハフと食べてゆく。おいしいけど、少し単調。何人かで来ていろんなピッツァをシェアしたほうが楽しいかな。タバスコによる味変もできないし。
そういえば、初代ガンダムRX-78もトリコロールだけど、差し色の黄色の印象が強いか。白い悪魔と呼ばれる機体だけに、マークIIが黒かったときの衝撃たるや、な。
ひとりごはんはあちこちに思いが飛ぶなと思いつつ、バジル部分を食べる。クセのある香りをアクセントにしておいしく食べ終え、最後に満タンの水をグイと飲み干す。
ごちそうさまでした。