関西では食べられることの多いという紅ショウガの天ぷら。
耳知識としては知っていましたが、先日 TBSラジオを聞いていたところ、ザクザクと音をたてて食べているのがなんとも美味しそうで。まあ、ラジオですから、何の天ぷらであろうと音に大差ないのかもしれませんけど。
紅ショウガって、焼きそばやタコ焼きといったソース系との相性のよさが思い出されますが、そもそもそれ単体として味わうといった発想がなかったですね。
新生姜のはじかみ、あたりは優秀な酒のアテではありますが、固形の生姜をメインにした料理というのは馴染みがない人生です。
で、調べてみればわれらが富士そばで取り扱いがあるようなので、居ても立っても居られません。早速に実食と参ります。
待つこと 30 秒、そばの上に鎮座しますは桜海老のような、ほんのりピンクのまぁるいかき揚げ。つゆを吸ってモロモロになる前にまずはひと口ザクッと。本場はどうなのかわかりませんが、一緒に揚げられた玉ねぎで口当たりがからくなり過ぎず、ちょうどよい組み合わせですね。
後半戦の途中で七味をかまして味を変えつつ、すっかり溶け出した衣をつゆとともに飲み干して完食。なるほど、紅ショウガ天はもっと広がっていい食文化ではないでしょうか。
ごちそうさまでした。