今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 2)釜玉カルピスバターうどん

f:id:socius_lover:20190117072917j:plain

カルピスバターって聞くと、独特の甘酸っぱさが思い浮かぶわけです。カルピスは青春の味というか、汗をかいた夏の日に一気に飲み干したような、そんな思い出補正。まあ、実際は白い何かしらが口の中に残るので、そこまでの爽やか感はないし、運動後はポカリ飲んでたわけですけども。


【白い何かしらは、カルピス成分と唾液によってできるそうで、体質というか人によりけりなんだとか。意外!】


さて、実際のところカルピスバターは、カルピスの製造過程でできた脂肪分でつくられるようで、希少なものらしく、ありがたくいただく。 むろん、青春的な甘酸っぱさはなく、濃厚なバターでした。

卵と胡椒をまとった讃岐うどんはツルツルとおいしく、バターの香りがフワッと鼻を抜けて、カルボナーラとも卵かけご飯とも近くて遠い、釜たまならではの喉ごしです。


それにつけても、うどんは各地にご自慢の一品があって楽しいですね。麺界のもう一方の雄である蕎麦は、つゆや具材に工夫がなされていることが多いのに比べて、うどんは麺そのものの違いが特色であることが多いように思います。

ダシが決め手の関西のうどん、ふわふわ食感が楽しい伊勢うどん、平べったいひもかわうどん、細くて切れのある稲庭うどんなどなど、百花繚乱ですよね。個人的には、実は固くてナンボの味噌煮込みが一番好きだったりしますけど。


さて、そうこう思いを馳せるうちにあっという間に完食。さすがに評判店だけあって店の外には行列ができていますので、回転率を上げるためにも撤収しますかね。こんどは揚げ物をのせに食べに来よう。


ごちそうさまでした。