今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 19)中華丼

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食欲がないわけではないけど、なんとなく食べるのが億劫だなあってときは、丼ぶりに限る。


なにも考えずに、ひたすら口に運んでは咀嚼する。気が向いたら小鉢をつまみ、汁物で流し込んだら、丼ぶりに戻る。


疲れてるんでしょうね、ワクワク感に欠けるお昼どき。いかんいかん、食材に失礼にならぬよう、気をもちなおそう。


せめて栄養バランスを、と考えて中華丼を選択。ここの中華丼は目玉焼きが乗ってるので、多少なりともテンションが上がるしね。


で、やってきた中華丼は期待通り。モッタリした餡がご飯全体にかけられ、半がけのカレーソースのようにご飯との消費バランスなど考える必要もない。


いただきます~とレンゲで具材を口に運びつつ、あらためてその種類の豊富さに気づく。お行儀ワルなのを承知で、発見順にメモします。


白菜、ピーマン、タマネギ、青梗菜、豚肉、長ネギ、ニンジン、キクラゲ、ナルト、シイタケ、シメジ、タケノコ。それらの上に目玉焼き。


それぞれは少しずつながら、全体として大ボリューム。これはひたすらにありがたい。なんというか、食材への感謝を思い出しましたね。


さらに付け合わせの小鉢とお新香をみれば、キュウリ、大根、コンニャクが。どんだけ~と心の中の IKKO がはしゃいでます。


そういえばカサ増し野菜の代表格のもやしがいない。にもかかわらずこれだけのラインナップを揃えたところは驚嘆に値します。


などといっている間もひたすらに咀嚼。レンゲを使って食事するのは、ちょっと楽しいな。


ひたすら噛んで、胃の負担を軽くして、再び食欲の上昇カーブをえがかないとネ。ニンゲンのココロは書物、カラダは食材でつくられるからネ。


丼ぶり、小鉢、お新香の三角貿易を終え、どこかソース風味のスープをゴクリ。食事のあとは渋~いお茶を飲んで、口をさっぱりと。


ドクター中松によれば、体調は3日前の食事に影響されるらしいから、3日後には元気が出るな、きっと。


ごちそうさまでした。