今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 78)天ぷらラーメン(あしたば)

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八王子方面へと出かけたのち、都心へ戻る電車を途中で降りて、駅構内の高幡そばで小腹満たし。


期間限定という天ぷらラーメンのポスターに魅かれ、あしたばラーメンを注文。意外な注文だったのか、し、しばらくお待ちください〜と冷蔵庫を開け、ビニールから中華麺を取り出してました。


明日葉(あしたば)は伊豆大島とか八丈島でとれるらしく、JA のホームページによれば貝原益軒大和本草にも紹介されているとか。急にありがたい感じがする。


地産地消はいいことですよね。小松菜もたしか都内の小松川原産だし、意外とあるよね江戸野菜。


ともあれ、そばではなくあえてラーメンにするあたりに、企業の論理を勘ぐる。


で、やってきたのはポスターよりだいぶ濃いめのツユに、ポスターではわずかだったワカメがたっぷりの一杯。


スープはやや醤油がきいた中華スープ、麺はストレートで系列で出している鳥中華ラーメンと共通だな。コショウをパラパラとかけてみる。


まずはあしたばをガブリ。スープに沈んだフニャフニャ部分と、表面のサクサク部分のコントラストが楽しい。葉も茎も歯ごたえがしっかりとしていて、新鮮なんだろうな。


いかにも青菜ですといった風味で、最近の軟弱な青菜とは一線を画して、しっかりとしたほろ苦さも楽しめますナ。このスープもそうだけど、すき焼きのような濃いめの味つけにも合いそう。


立ち食いそばチェーン(2店舗だけど)なのに、あえてラーメンにした理由はやはり「?」ですが、これはこれでおいしい。スープがしょっぱいので、おいなりを頼めばよかったかな。


食後に高幡不動でも参詣しようかと思うも、小一時間散歩したあとなのでやめとこう。週末の本番はこれからだ。


すいてる各駅停車に乗り込んで、再び都心を目指す。電車で寝過ごさないようにしなきゃね。


ごちそうさまでした。