今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 69)餃子中皿+ビール中瓶

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休日の昼下がり、古書店街はいつもの人だかり。いつの間にやら観光地みたいだな。


諸事あってお昼を食べ損ねていた折、ふと見れば、いつも行列の餃子店に行列がない。

チャンスは最大限に生かす、それが私の主義なのでスルリと滑りこむ。


ランチ営業も終わりがけで、聞けば肉まんも水餃子も終わりなんだとか。残念だけれども、餃子の中皿とビールを注文。鳴るお腹、高鳴る胸、楽しみ、楽しみ。


ビールは中瓶でやってくる。ふだんは缶ビール派なんだけど、店で頼む中瓶がおいしく感じられるのはなぜなんだろう。瓶はぬるくなりにくいのかナ。


小皿でついてきたボリッピー的な豆をポリポリ、ビールをうぐうぐ。店の一番奥から、通りを歩く人びとを眺めつつ、餃子を待つ。


やってきました、名物餃子。こちらは春巻きのような形状で、両端をピタリとつけていないから、肉汁があふれ出して皮もおいしくなるのだとか。


まずは最初のひと口は何もつけずにパクリ。うん、肉の旨味がよくわかる。ショウガかな、ぷぅんといい香りが鼻に抜けるネ。


あとは鉄板から1つひとつ、剥がしながら、あらかじめブレンドされたタレで食べる。うん、これもおいしい。


どっぷりつけていると、途端にタレが少なくなるので、酢多め、醤油少々で補充する。タレ多めでビール消費が加速する。


ふと見れば卓上にはカラシが。肉まん用なのかもしれないけど、タレに加えてカラシ酢醤油を作製。ウンウン、これも合うね。

七味もあるので、直接パラパラ振りかけて、味の変化を生み出す。


餃子1ダースの終わりとともに、ビールもおしまい。昼酒はまわりも早いので、1本で十分ですね。


余った豆をポリポリ食べて、グラスの水でアルコールを希釈。うん、名物にうまいものあり。


ごちそうさまでした。