今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 75)ごろごろチキンのバターチキンカレー

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松屋は、いろいろな業態に手を出している。


牛丼、トンカツ、中華、カレー。いわゆる男メシ界隈だけども、牛丼だけだと BSE とか何かあったときに脆いんだろうな。


さて、そんなカレー業態で好評だったメニューを松屋本体に逆輸入。期間限定ながらも全店舗でいただけます。


なんか、ハリウッド版ゴジラをみるような思いでワクワクです。決してドラゴンボールではありません、はい。


さて、逆輸入カレーは、券売機の時点で「にんにく入り」の表記。


松屋に行くのは主に朝なのでためらいがちでしたが、エイっと食券を購入。朝っぱらから、小さな勇気を出しました。


待つことしばし。呼び出しがかかり受け取りにいくと、お先の女学生さんもチキンカレーでした。


おお。同志よ!  皆に小さな勇気を出させるんだから、期待は当然高まります。


まずは味噌汁の安心感、ひとすすりしつつカレーの全容を眺める。


トマトっぽい色のカレーソースにたっぷりのチキン。平皿に盛られたご飯には黒い福神漬けが添えられています。


まずは、やはりチキンをガブリ。うん、弾力があって、いい肉っぷりですね。


カレーソースは甘さが先にきて、酸味を味わったあとに、ほんのりからさがやってくるタイプ。印僑のカレーっぽくておいしい。


タマネギはシャキシャキで、つど煮込んでるのかな。手間かかりそうなひと皿です。


カレー業態は数店舗しかないから、これを松屋全店で提供するのには苦労があったんだろうな。そんな余計なお世話まで考えるほど、おいしい。


にんにくはたしかに感じるけど、一日中においに悩まされるほどでもなさそう。カレーをぱくり、ご飯をぱくりで食べすすめる。


半分くらい食べたところで「あれ、カレーを食べてご飯を食べるより、ご飯をカレーに浸すほうが手っ取り早いな」と気づき、方向転換。さらに加速度的に食がすすむ。


味噌汁や水をあいだに挟みつつ、楽しいお食事タイムは終了。定番にはならないんだろうけど、定期的に食べたくなる、そんなカレーでした。


ごちそうさまでした。