松屋は、いろいろな業態に手を出している。
牛丼、トンカツ、中華、カレー。いわゆる男メシ界隈だけども、牛丼だけだと BSE とか何かあったときに脆いんだろうな。
さて、そんなカレー業態で好評だったメニューを松屋本体に逆輸入。期間限定ながらも全店舗でいただけます。
なんか、ハリウッド版ゴジラをみるような思いでワクワクです。決してドラゴンボールではありません、はい。
さて、逆輸入カレーは、券売機の時点で「にんにく入り」の表記。
松屋に行くのは主に朝なのでためらいがちでしたが、エイっと食券を購入。朝っぱらから、小さな勇気を出しました。
待つことしばし。呼び出しがかかり受け取りにいくと、お先の女学生さんもチキンカレーでした。
おお。同志よ! 皆に小さな勇気を出させるんだから、期待は当然高まります。
まずは味噌汁の安心感、ひとすすりしつつカレーの全容を眺める。
トマトっぽい色のカレーソースにたっぷりのチキン。平皿に盛られたご飯には黒い福神漬けが添えられています。
まずは、やはりチキンをガブリ。うん、弾力があって、いい肉っぷりですね。
カレーソースは甘さが先にきて、酸味を味わったあとに、ほんのりからさがやってくるタイプ。印僑のカレーっぽくておいしい。
タマネギはシャキシャキで、つど煮込んでるのかな。手間かかりそうなひと皿です。
カレー業態は数店舗しかないから、これを松屋全店で提供するのには苦労があったんだろうな。そんな余計なお世話まで考えるほど、おいしい。
にんにくはたしかに感じるけど、一日中においに悩まされるほどでもなさそう。カレーをぱくり、ご飯をぱくりで食べすすめる。
半分くらい食べたところで「あれ、カレーを食べてご飯を食べるより、ご飯をカレーに浸すほうが手っ取り早いな」と気づき、方向転換。さらに加速度的に食がすすむ。
味噌汁や水をあいだに挟みつつ、楽しいお食事タイムは終了。定番にはならないんだろうけど、定期的に食べたくなる、そんなカレーでした。
ごちそうさまでした。