今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 85)目玉焼き朝食(もち麦ライス)

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やよい軒に定期巡回。


券売機で朝食メニューを選んでいると、ネットの噂どおり十六穀米変更券がなくなっている。


好きだったのに、十六穀米。

いかにも健康によさそうな薄紫色に雑穀たっぷりで、にわかに意識高い系になれた気がしてたのに。


ともあれ、死んだ子の年を数えても仕方ない。代わりのもち麦ライス+30 円を頼んでみよう。見せてもらおうか、もち麦の実力とやらを。


相変わらず白米おかわりは自由みたいだけど、私のように血糖値がこわい人間はそもそも白米をおかわりしない。


もち麦食べる人も健康志向であるのは間違いないだろう。大盛り券もあるけどサ。


さてさて、やってきましたいつもの朝定食。もち麦の様子を窺いながら、まずはみそ汁をひと口。うん、ダシがきいとる。


いつもなら真っ先に十六穀米に目玉焼きをオンするところだけど、もち麦を味わおうと、ますひと口。おお、カレーが合いそうな食感。


海苔を巻いてもうひと口。風味や食感の違いはあれど、おいしいのは間違いないな。すると十六穀米に比して+30 円をどう考えるのかだね。


まあとりあえずはいつも通り、目玉焼きをオンライス。黄身に開けた穴にしょう油を垂らす。うまうま。


ベジファーストで野菜を食べ、冷奴もひと口に。あとはソーセージをチビチビかじっては、目玉焼きご飯を食べる。


途中で茶碗の空きスペースに漬物を入れ、さらにご飯をかきこむ。麺類に比べると、定食はよく噛むから体にはいいのかな。増して麦飯だから、なおのことよく噛むよな。


いろいろ思うところはあるけど、ジャズが流れて静かな店内はやはり落ち着く。


牛丼屋や立ち食いそばではない、ゆっくりと食事したい気分のときはやよい軒に来ちゃうんだな。


なんというか、変化をおそれてはいけないし、デフレマインドに踊らされてもいけない。


生活半径のなかでも、世情は動く、なんて考えた食事でした。アタマ使いすぎると、消化に悪いな。


もち麦ご飯、おいしかったです。


ごちそうさまでした。