今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 97)もつ煮込み定食

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かつて平成の初期にもつ鍋ブームがあった。


ヘルシーかつ野菜もたっぷりとれるもつ鍋は、専門店で行列ができるほど人気だった。


でも、うちの実家では出なかったなぁ、もつ。港町生まれの父には馴染みがなかったかな〜。


そんなわけで、私が初めてもつを食べたのは、大学に入ってから。こてっちゃんを焼いてはご飯にのせて食べてたっけ。


焼き肉でもそうなんだけど、いつ焼けたか、いつまで噛むか、もつ関係は悩ましいんだよねぇ。


こちらのもつ煮込み。居酒屋の昼メニューならではの定食ですな。シンプルなようでいて、店ごとの個性が出るところですよ、もつは。


ひと口食べれば、しょうゆ仕立てのサッパリ系ダシ。クニクニとおいしく、臭みはない。


器をよくみれば、大根、人参、ゴボー、ネギ、こんにゃく、豆腐、レンコンと植物性の滋味がたっぷり。野菜不足も解消できるのがうれしい。


日本酒に合うつまみは、やはり米にも合うな〜と再確認。同じコメ原料だから、当たり前といえばそうなんだけどさ。


途中で七味をぱらり、途端に味がしまってイイね。よく噛んで、飲み込むタイミングを見極めて、楽しい食事は終わりました。


ごちそうさまでした。