鉄道会社は眷属のそば屋をもつことが多い。JR のあじさい茶屋、小田急の箱根そば、東急のしぶそばなどが有名。京王ならば高幡そば。
高幡そばは高幡不動と明大前の2店舗のみ。京王は長距離を結んでいるわけでもないし、それほど構内にお食事処はいらないのかな。
で、明大前で乗り換えついでに小腹を満たそう。看板メニューの鳥中華にしようかな、それとも季節メニューとかあるかな。な〜んて幸せな悩み。
すると目についたのがカレーそば、新メニューだな。なんでも C&C のカレー使用とか。ほう、企業コラボ、というかグループの持ち合いだな。
カレー肉そばもあるのか。うう、激しくひかれるけど、あくまでオヤツ代わりだし、普通盛りで堪え忍ぼう。それにしても暖房がきいてるな。
カレーそばはツユ全体がカレー味ではなく、いわゆる「おそばにカレーをかけました系」ですね。学食を思い出す潔さ。スルリひと口、おお辛い。
玉ねぎはとろとろ、肉はキシキシ、C&C 軍だな。
ホウレン草、油揚げなどの薬味は高幡そば軍か。
両者がっぷり四つの攻防のなか、そばをすする。
そのうちにカレーとつゆがなじんでゆき、サラサラとしたカレー汁の完成。カレーソースなら残さないけど、ツユと一体化すると飲みきれないな。
でも、いいコラボだね、カレーそば。同じ駅構内にグループ会社があるのが決め手だね。新宿の箱根そばは決して C&C とは組まないだろうしな。
まあ、単独でカレーそばやってるので、必要がないのかもしれないけどサ。なんとなく、お得じゃない、一軒で二軒おいしいってさ。
ふう、七味、カレー汁、暖房の三位一体の攻めにより、汗をかいてきました。思いがけない小腹満たしに大満足して、グラスの水をグイッとね。
ごちそうさまでした。