三種のカレーランチ、その名もジャンタ・ターリー。ヒンドゥー語らしく、直訳すると「公共の大皿」。ワンプレートランチってニュアンスだナ。
三種のカレー、ナン、ミニサラダ、飲み物が選べるなどお得感あふれてます。飲み物はチャイもいいけど、本格カレーには冷たいラッシーですよ。
カレーを待つあいだ店内をグルリ見渡す。壁にはデカデカとインドの地図が貼られている。右上のバングラデシュの囲まれ具合に深く感心する。
などといううちにやってきました、ランチプレート。三種のカレーはそれぞれ、それっぽい名前が書いてありましたが失念いたしました。
ベジファーストでサラダを食べつつ、カレーを下見。見たところ、左からチキン、野菜、豆だな。ラッシーをひと口飲んで、いざインドへの旅。
まずは豆カレー。こんなに豆ばかり食べるのは節分以来だな。スパイスがピリっとからく、汗をかいてくる。ひととおり食べ、ナンでぬぐう。
野菜カレーはちょっと甘いかな。カレー色でわからなかったけど、ブロッコリーじゃなくカリフラワーだ、コレ。ひととおり食べ、ナンでぬぐう。
最後はチキン。いかにも異国なスパイスの香りといった味。どんなスパイスが入っているのか見当もつかない。ひととおり食べ、ナンでぬぐう。
デザートはラッシー。不思議でおいしい味。カルピスの牛乳割りをつくったら、それっぽかったナ。スパイスに支配された口をサッパリさせる。
同じカレーでも、ずいぶんと違うものだと実感。和食でいうなら醤油というより味噌のように個性が異なりますね。ナマステ〜。
…私が外国で和食店を出すとして、壁に日本地図を貼るだろうか? どうせなら BGM を大正琴にして、いかにもジャパンな店にしちゃおうかな。
ごちそうさまでした。