今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 156)三種のカレーランチ

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三種のカレーランチ、その名もジャンタ・ターリー。ヒンドゥー語らしく、直訳すると「公共の大皿」。ワンプレートランチってニュアンスだナ。


三種のカレー、ナン、ミニサラダ、飲み物が選べるなどお得感あふれてます。飲み物はチャイもいいけど、本格カレーには冷たいラッシーですよ。


カレーを待つあいだ店内をグルリ見渡す。壁にはデカデカとインドの地図が貼られている。右上のバングラデシュの囲まれ具合に深く感心する。


などといううちにやってきました、ランチプレート。三種のカレーはそれぞれ、それっぽい名前が書いてありましたが失念いたしました。


ベジファーストでサラダを食べつつ、カレーを下見。見たところ、左からチキン、野菜、豆だな。ラッシーをひと口飲んで、いざインドへの旅。


まずは豆カレー。こんなに豆ばかり食べるのは節分以来だな。スパイスがピリっとからく、汗をかいてくる。ひととおり食べ、ナンでぬぐう。


野菜カレーはちょっと甘いかな。カレー色でわからなかったけど、ブロッコリーじゃなくカリフラワーだ、コレ。ひととおり食べ、ナンでぬぐう。


最後はチキン。いかにも異国なスパイスの香りといった味。どんなスパイスが入っているのか見当もつかない。ひととおり食べ、ナンでぬぐう。


デザートはラッシー。不思議でおいしい味。カルピスの牛乳割りをつくったら、それっぽかったナ。スパイスに支配された口をサッパリさせる。


同じカレーでも、ずいぶんと違うものだと実感。和食でいうなら醤油というより味噌のように個性が異なりますね。ナマステ〜。


私が外国で和食店を出すとして、壁に日本地図を貼るだろうか? どうせなら BGM 大正琴にして、いかにもジャパンな店にしちゃおうかな。


ごちそうさまでした。