今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 687)コロッケそば in 富士そば

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生活リズムがズレたのか、最近は朝そば、というより朝食の機会が少なくなった。3食必要派と、人によりけり派があるけど、私は後者ですね。


というより、お腹がすいたら食べればいいじゃない派。朝食抜きだと昼にはお腹がすくし、残業すれば帰宅の頃にお腹がすく。だから、食べるわけで。


で、前日にお酒を飲んだり、晩ごはんが軽かったりすると、朝からお腹がすく。趣味の散歩をするにしても、先立つガソリンを入れねばなるまい。


そこで富士そば。自分としては久しぶり。でも変わらぬ味が待ってくれてるのよね。

食券を提出し、水を汲んでいるうちに呼び出しがかかる。


まずはツユをチビリ。ダシの香りとカエシの旨み、立ちそばのお手本のようなツユは当然に熱い。そばをたぐれば、ゆるゆるとツユをまとう。


ここで、コロッケを持ち上げれば、表面はサクサクがやや残り、裏面はツユを吸ってしっとり。断面をみれば、ミックスベジタブルが色鮮やか。


じゃがいものほのかな甘みには、ソースや醤油よりも、ダシのほのかな味わいが似合うかもね。コロッケをガブリ、そばをズルリ、おいしさにニヤリ。


そばもコロッケも半分ほど食べた辺りで、箸でコロッケを突き崩す。じゃがいもでツユが濁り、そろそろと飲めば、ぽってりした喉ごし。


飾らない味は、いわば粗にして野だが卑ではない。生活の腑に落ちる味わいは大事だなぁ。久しぶりもあって、思わずツユを飲み干しました。


ごちそうさまでした。