今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 346)ランチラーメン

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ガツンとしたものが食べたくて、二郎系ラーメンへ。券売機前に立てば、無料トッピングがない「ランチラーメン」を発見。へえ、お値打ちね。


二郎系といえば、ニンニク、野菜、脂、スープの濃さなど、好みに合わせたトッピングができるのが有名ですが、それがない代わりにお安いのダ。


例えば野菜は多め、マシ、マシマシと増量できます。写真で見るに、山盛りの野菜は迫力満点だけど、最近食が細いのでノーマルでちょうどかな。


AM ラジオが流れる店内は誰も無口で、換気扇の音が、あたかもタイガーモスの飛行音のように静かに聞こえている。モノクロームな時間だね。


ここで静寂が破られ、ニンニク入れますか?  との質問がくる。トッピングはできないけど、ニンニクは OK なのね。では少なめでお願いしよう。


さて、やってきたランチラーメン。デフォルトでもかなりのボリュームてす。一味とかえしを振りかけて箸をわる。まずはスープ、しょっぱい。


ゴワゴワの太麺を、すするというより噛み砕く、おいしい。シャキシャキもやしには、たまにキャベツがコンニチワ、隠れキャラのようで嬉しい。


背脂と濃い醤油味との相乗効果で、スープはかなりのインパクト。生ニンニクのイガイガした食感やホロホロのチャーシューも堪らんですな。


でも、50歳が見えてきたし、どこまで二郎系を食べられるもんだかわからないけど、今しばらくは加齢バロメーターとして、食べることにしよう。


ひと汗かいた頃、麺や具材らキレイに完食。残ったスープには雪の華の如く背脂が浮かぶ。おいしいものは、カラダに悪い。ふた口だけ、ゴクリ。


ごちそうさまでした。