久しく家族で外食していない。休日の午前中に、大きな本屋さんへ行って、帰りがけにランチを食べる。当たり前の日常、早く戻ってほしいな。
さて、そんなランチの思い出のひとつ、坂内。日本三大ラーメンに数えられる喜多方ラーメンの名店で、初めておみやげラーメンを購入する。
レンチンで気軽に食べられる「お持ち帰り」ではなく、あえて家で茹で上げねばならない「おみやげ」にしました。店の再現性の高さを優先です。
さて、大鍋に湯を沸かすのと並行して、雪平鍋でスープをつくる。おお、いい匂い。味見のオタマが止まりません。麺を茹でたら、盛りつけへと。
ネギ、メンマ、チャーシューを並べ、スープを注ぐ。ああ、楽しい。商いとして作るのは大変だろうけど、たまに家でつくるぶんには楽しいだけ。
ズルルと食べてみれば、なるほど店の味だ。麺も具も店で使うものそのものだし、茹であげ、湯切りに不安はあれど、再現度は三重丸の自画自賛。
こいつぁ愉快ツーカイ。平打ち麺は淡麗なスープによくからむ。チャーシューは味つけ濃く、メンマともどもビールに合う。ネギまでおいしい。
黒胡椒で味変しつつ、あっという間に完食。スープをどこまで飲んだものか、それが悩みです。たらふく食べて、家族も笑顔に、いいお昼でした。
ごちそうさまでした。