今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

つくる

麺喰らう(その 1005)山岸一雄監修つけ麺

冠番組をもつというのは、タレントにとって誉れである。売れっ子アイドルにはありがちだし、芸人がゴールデンに冠番組をもてば一流の証であり、枚挙に暇がない。 「ダウンタウンの」「天才たけしの」「タモリの」「欽ちゃんの」など、どこまでさかのぼればよ…

定食春秋(その 665)自家製・キムチチャーハン

チャーハンはおいしい。具材は豪華なら嬉しいけど、玉子とネギだけでも十分です。パラパラもしっとりもいずれも好きだし、なんなら変化球スープチャーハンもよい。 ざっかけない町中華でスープとともに食べるのが至高だけど、最近は冷凍ものも侮れない。ごは…

麺喰らう(その 948)完全メシ 日清焼そばU.F.O. 濃い濃い汁なし担々麺

未来の食事に憧れた。のび太が食べた22世紀のお菓子、アムロが食べた謎の青いペーストなど、幼い頃にみたアニメでは未来は地続きであり、ワクワクしたものです。 inゼリー、カロリーメイトなどの栄養機能食品や、各種サプリなど合理的に栄養をとれるモノは増…

定食春秋(その 623)自家製・豚肉の生姜焼き

結婚するまで、ほとんど料理をしてこなかった。一人暮らしのころ自炊といえば、鍋から食べるサッポロ一番塩ラーメン、醤油と味醂の炊き込みご飯など、悲惨だった。 結婚を機にコンビニで買った500円の料理本。調理器具の使い方や手入れ法、下ごしらえや保存…

麺喰らう(その 944)自家製・きのこのスパゲティ

きのこ。漢字だと木の子なんて書くけど植物ではなく菌類である。木だけでなく、動物のフンや死骸からも生えてくるけど、最近は栽培物が多く、安定して供給される。 さて、食欲の秋なので、なんとなくきのこ料理をつくる。つい松茸のハイシーズンに引っ張られ…

麺喰らう(その 927)日清焼そば

インスタント焼きそばは、好みが分かれるところである。ペヤング、UFO、一平ちゃんの三強に、やきそば弁当やごつ盛り、各種プライベートブランドが林立する。 しかし、私が一番好きなのは「日清袋焼そば」である。湯を沸かし麺を煮て、水気がなくなる頃に粉…

麺喰らう(その 953)自家製・なみえ焼きそば

新宿で福島フェアが行われると聞きつけ、うきうきと出かける。地ビールや会津カツ丼に長蛇の列ができ、イカ人参などおつまみセットで午前からご機嫌にやっている。 伝統的なお菓子やミニチュアの赤べこも売っていて、それなりに盛り上がっている。福島といえ…

定食春秋(その 592)卵かけご飯 with 味の素

化学調味料は体に悪い、そんな風潮があった。人工物を口にすると、あとあと何が起きるかわからないと不安をあおり、自然由来の旨みこそ、究極であり至高とされた。 同様にいまだに年配の方にエアコン嫌いがいるのは、機械の冷気は体に悪いと刷り込まれた世代…

定食春秋(その 581)フルグラ with バナナ

アラフィフは、コーンフレークへの思い入れがある。ケロッグのCMはアメリカ文化の香りがして、虎のキャラクター・トニーのバタ臭さは、昭和の子どもの憧れだった。 実家の朝食は、平日はごはん、土日はトーストと決まっており、ケロッグの入り込む余地はない…

麺喰らう(その 941)マルちゃん くらし良好 醤油ヌードル

セブン&アイやAEONなどの流通大手はプライベートブランド(PB)を開発し、少しでも安く商品を提供する。最近は大手メーカーからの買い上げに近い印象である。 これはもっぱら企業努力だが、中小の小売店も手をこまねいているわけではない。オール日本スーパ…

麺喰らう(その 899)スガキヤラーメン

旅の楽しみの1つに食事がある。もっといえば、食事が目的で旅をすることもあるくらいだろう。ご当地ならではの食材は華やかで、文字通り非日常を「味わう」のだ。 吉田戦車氏のエッセイ「吉田電車」に、ドジョウが食べたくなって、着の身着のまま関西から新…

定食春秋(その 492)自家製・芋煮&どて煮

冬になると、日本昔ばなしの囲炉裏のごとく、ことこと煮込みたくなる。不思議なもので、素人料理でもダシで煮込めばハズレがない。あとは味つけの違い。 雪平鍋が大活躍の季節、手始めに芋煮をつくる。芋煮というのはかなり略された料理名で、正確には「里芋…

定食春秋(その 427)大阪王将・冷凍餃子

「羽根つき」ってモビルスーツの異名っぽくて響きがいいな。スカート付きならリックドム、四枚羽根ならクシャトリヤ。そして羽根つきならば、大阪王将。そもそも論で、いつから餃子の羽根つきが尊ばれるようになったのだろう。焼き餃子の焼き目のカリカリ感…

麺喰らう(その 438)自家製・プルコギ肉うどん

肉うどんはおいしい。甘辛く炊いた肉を、うどんとともにすするのが楽しい。何度か自分でつくったけど、思い切りが足りないのか味つけが弱い。買い物中、精肉コーナーを眺めていると、プルコギ用の牛肉と目が合う。これだ! 頓悟、福音、覚醒。形容はともあれ…

定食春秋(その 256)自家製・鶏の唐揚げ

揚げたての鶏の唐揚げをハフハフと頬張り、ゴクリと喉を鳴らしてビールを飲む。オジサンの極楽至極ですが、子どもの頃はどうだったろうか。唐揚げは、主にご飯のお供として、晩ごはんやお弁当における活躍が主だったと思う。揚げたてではなく、常温で食べる…

麺喰らう(その 418)自家製・焼豚ラーメン

会津喜多方ラーメン・坂内の持ち帰りラーメン。麺とスープはもちろんだけど、店で使う具材もそのまま持ち帰れるので、再現度が非常に高い。で、焼豚ラーメンを持ち帰り。メンマやネギが完全に脇役の漢気あふれるひと品です。肉肉しいとしか言えない、ゴツい…

麺喰らう(その 403)自家製・すき焼き風うどん

朝晩肌寒いと、温かい汁物が食べたくなる。気軽に立ち食いへ行ける私と違い、家人はあまり麺を食べないので、ここはひとつ腕によりをかける。とはいえ、スーパーで買ってきたありふれた材料ですから、海原雄山を唸らせるようなものはできない。普段より、ち…

麺喰らう(その 396)自家製・塩タンメン

朝、昼とパン食だったので、野菜が足りない気がする。オジサンはたまにはそんな日があってもいいですが、育ちざかりの子らはそうもいかない。何が食べたいか聞くと「ラーメン」とのこと。私は平日食べ歩いているけど、家人もたまに食べたくなるらしい。よし…

麺喰らう(その 392)自家製・沖縄そば

そばとは、そば粉を含んだ麺類であり、立ち食いそばの小麦粉が多めの白っぽいそばでも例外ではない。あれはあれで、安くておいしいけどサ。公取委によると生麺では3割以上そば粉を含まないと「そば」を名乗ってはいけないらしい。外食店はともあれ、市販の…

麺喰らう(その 386)自家製・肉うどん

平日はランチ麺率が高いので、週末はさほど麺類を欲しない。しかし、家人も麺類好きなので、一家安寧、家内安全のため家麺をつくるのです。リクエストをきけば「肉系」。ならば肉うどんにしようかな。具材の肉でビールを飲んで、〆にのびかけたうどんをすす…

定食春秋(その 244)自家製・焼き餃子

餃子を焼くのは、シアワセの予約を入れるようなもので、確実においしい時間がやってくる。コーラを飲めばゲップが出るのと同じくらい確実に。さて、本日は手づくり餃子。たまに自家製餃子を包むと、思春期の娘にウケがいいから、偽クッキングパパとしては、…

定食春秋(その 243)自家製・豚肉のソース生姜焼き

生姜焼きのタレにソースを加える。そんな遊び心にあふれたレシピを発見。変装した彼女をスパイする槇原敬之の如くイタズラ心に火がついた。私のいつものタレは、醤油、みりん、お酒を等量混ぜ合わせたのち、生姜チューブを加えるレシピで、豚肉のどの部位で…

麺喰らう(その 374)自家製・ますたにラーメン

東京ラーメンというと、鶏ガラ醤油で、昔ながらのチャルメラおじさんが思い出される。まんが道でンマーイと食べられているような、王道の味。一方、京都ラーメン。先日食べた第一旭をはじめ、天下一品、新福菜館など、どれもおいしいけど統一のフォーマット…

定食春秋(その 240)自家製・ローストビーフ丼

頂き物の、それなりに上等なローストビーフ。ホテルブッフェなら、パスタやサラダとともにいただくけど、この塊を自宅でどう料理したものか。どうあろうとローストビーフたるもの、薄切りにして、付属のソースでいただくわけで。しばし考えたのち、丼にしよ…

麺喰らう(その 365)自家製・赤ウインナーの焼きそば

赤ウインナーは郷愁をさそう。シャウエッセンなどない頃、子どもにとって赤ウインナーは、魚肉ソーセージの上に立つ本物のウインナーだった。お弁当の色合いはプチトマトではなく赤ウインナーだったし、その深紅のボディゆえ、タコさん、カニさんとかわいら…

定食春秋(その 239)自家製・肉プレート

肉が食べたい。こんな熱情が湧き上がるなんて、若さゆえの過ちかな。ともあれ、本日のディナーは肉、それも手抜きできて、おいしいヤツ。いろいろ吟味のうえ、メインはレトルトハンバーグ。こうすると、ハンバーグソースがほかの食材を染め上げて、おいしさ…

麺喰らう(その 364)自家製・台湾まぜそば

名古屋めし、というと茶色のイメージ。何もかもオレ色に染める八丁味噌のせいかもしれないが、よくよく調べれば、茶色だけではないはず。味噌カツ、味噌煮込み、どて煮は味噌で茶色。手羽先、あんかけスパ、ひつまぶしは味噌ではないのに茶色。うーん、茶色…

定食春秋(その 236)自家製・豚の角煮

芋焼酎をいただきまして。せっかくだから芋焼酎で煮た角煮を、芋焼酎のロックでやっつけようかな。母ヤギの乳で子ヤギを煮る、そんな背徳感。豚ブロック2本、計1キロ。大鍋に湯を沸かして、焼酎をドバドバ注ぎ、生姜とともに煮込む。ネギの青いとこも入れ…

麺喰らう(その 361)自家製・しらすのペペロンチーノ

痛勤を終えて、近所のスーパーで晩酌の酒を買い込む。用もないのにいつものクセで回遊していると、魚売り場でお値打ちな、しらすと目が合う。あちらは何百匹といるわけですが、ここで目が合ったのも何かの縁。ほかほかの銀シャリにのせようとお買い上げ。そ…

麺喰らう(その 356)自家製・坂内おみやげラーメン

久しく家族で外食していない。休日の午前中に、大きな本屋さんへ行って、帰りがけにランチを食べる。当たり前の日常、早く戻ってほしいな。さて、そんなランチの思い出のひとつ、坂内。日本三大ラーメンに数えられる喜多方ラーメンの名店で、初めておみやげ…