今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 378)牛肉そば

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ふと通りかかれば、立ち食いそば屋のメニューが一新されている。看板をみるに、つけ蕎麦をメインにしたらしく、ものの試しにのれんをくぐる。


つけそばは、のり、とろろ、牛肉、鴨の4種類。これは悩むな。基本であるのりもいいけど、ガツンと牛肉も捨てがたい。鴨は冬に食べたいな。


セルフそばの券売機前で熟考するのもヤボ。悔いの残らぬよう、お高い牛肉をポチリ。奥の厨房へ食券を差し出し、水を入れて席を確保して待つ。


カウンター席から壁をみれば、食べ方の指南が。(1)ラー油のきいた辛めのつゆで、(2)玉子をそばに入れ味変、(3)つゆをそば湯で割って飲み干す。


なるほど。そば湯を飲み干せるかはともあれ、万事承知した。3分ほど待つと、チャッチャと湯切りの音が聴こえてくる。お腹が期待で一杯だ。


ゴマ、ネギがたっぷりで、いわゆる中華のつけ麺の影響もあるのかな。まずは、どっぷりとつゆにつけてズルズル。太めの固めで食べ応え十分。


そばとともに牛肉をすすり込めば、キシキシと噛み応えあり。ネギはシャキシャキ、ゴマや海苔は香り高く、何よりラー油がつゆをひきたてる。


半分食べて味変の頃合い。玉子を混ぜて、つけつゆに溶かす。スルスル食べれば、まろやか〜。往年のペヤングの如くまろやか。こうなるかぁ。


総量 300 g のそばはボリューム満点、おなか満タン。そば湯割りはとても全部は飲めないな〜とうれしい悲鳴。それでもルチンを取り逃がさない。


ふとみれば壁にはイチローのレプリカサインが。なんだろう、ファンなのかな。謎だけど、おいしいからいいや。今度は鴨を食べに来ようかな。


ごちそうさまでした。