朝の京王線。小腹がすいたので、買い物前に腹ごしらえ、途中下車して高幡そばへと。構内なのが便利です。久しぶりに山形名物・鳥中華なぞ。
京王電鉄の眷属たる高幡そばと山形のつながりはわかりませんが、店の名物として定着しているようす。意気揚々と食券を提出して出来を待つ。
久しぶりだから、味も見た目もすっかり忘れてます。サジで茶色いスープを飲めばかなり甘めでそばつゆに近く、黄色いストレート麺が泳ぎます。
具材は鶏肉、水菜、ナルト、ノリ、揚げ玉。いかにもそば屋の片手間って感じが潔い。ズルズル食べれば、サクサクの揚げ玉があられの食感です。
コショウを振りかけ味変して、もりもりすする。立ち食いそばでラーメン食べるとかき揚げを追加したくなるけど、揚げ玉で十分の油分ですね。
山形は冷たいラーメンとか、冷たい肉そばとか意外に麺文化です。地方の名物麺がいろいろ食べられるのは、都会暮らしの数少ない特権かな。
Wiki をみれば、鳥中華はそば屋発祥で、そばのつゆで食べるのが正式なんだとか。そばつゆに近い味というかそのものなのか。絶妙な舌バカ…。
ともあれ、2回目なのにすっかり忘れていた自分が怖い。こうやって老いていくのか。でも、再び初めての感動が味わえるのは、悪くないかもね。
ごちそうさまでした。