今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

麺喰らう(その 513)能登焼豚潮そば

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居酒屋さんの二毛作、昼ラーメンを訪問。以前は塩そばだったけど、潮そば表記になってますね。味の機微はともあれ、おいしい記憶は残ります。


「焼き豚チャーシューなんと8枚のせ!これぞジャンク!」の謳い文句に惹かれ、焼豚潮そばを選ぶ。トッピングはニンニクかユズから、ユズ。


なんとなく、思い出してきた。ラーメンを食べ終えたあと、丼ぶりのフチにある注ぎ口からスープを注いで、〆雑炊にするんだったな、たしか。


説明によれば、たっぷりの焼豚は付属のタレにつけて、ご飯とともに食べるのがオススメらしい。まずはスープ、ユズの香りと海鮮ダシの深み。


麺はクキクキとした固さで、小麦の味がわかりやすい。ホロホロの焼豚は、そのまま食べると味気ないけど、タレをつけると途端に華やかになる。


白髪ネギや水菜が、海鮮鍋のようなスープに似合う。ジャンクなのは見た目だけ、能登の海鮮を出す居酒屋だけあって、日本料理のような上品さ。


焼豚にタレをつけてはパクリ、麺をズルリ、スープをゴクリ。やがて残ったスープをご飯に注いでミニ雑炊を。なんだか昼から飲み会の〆気分。


能登というと、本州の奥地ながら空港建設でちょっと身近になった。でも北陸新幹線の開通で、県南の加賀や金沢に客を奪われ不遇をかこつ印象。


海鮮のおいしさは言うまでもなく、千里浜なぎさドライブウェイ、輪島の朝市、UFOの街・羽咋、名旅館・加賀屋。能登に行きたくなりました。


ごちそうさまでした。


しばらくは、お蔵出しです。