欧風カレーの新店ができたときいて、矢も盾もたまらず訪問。カレーの街・神保町にゆかりがあるらしく、ウキウキと席につき、メニューを開く。
とろとろビーフ、ごろごろポーク、パリパリチキン、キラキラ野菜、牛豚鶏ミックス、とろーりゴーダチーズ。選べる具材が多すぎて嬉しい悲鳴。
続いて甘口、中辛、辛口の3択。じゃがいも、グリーンサラダの2択。並盛、大盛の2択。単純計算で6×3×2×2=72 通りから慎重に選ぶ。
ビーフ、辛口、グリーンサラダ、並盛。目につくままに選んだけど、我ながら攻めてない。ミックスもいいけど、初見だしまずは基本メニューで。
注文を終え、改めてみれば、開店したばかりの店内は実にキレイ。卓上のらっきょうと福神漬けも頼もしく、到着を一日千秋の思いで待ち侘びる。
おっ、カレーポットだ、テンション上がるな。ソースを見栄えよくかけられないけど、味に変わりはなし。グリーンサラダを食べて自分を焦らす。
テーブルの高さか、猫背になりそうなので、意識して背筋をピンと張る。サラダを平らげ、いよいよ本丸のカレー攻め、スプーンに持ち替える。
まずは、ひと口。思いのほか甘みが広がったのですが、すぐに喉の奥に突き刺す辛みが走る。いかにも欧風といった、やさしくて深いコクがある。
適度なとろみがご飯によく絡み、おいしいとしか表現できない。ビーフもその名に違わずとろとろで、すごく辛いのにスプーンが止まりません。
らっきょうや福神漬けで辛みを逃しつつ、水を飲まずに食べ進める。熱い胃袋、汗ばむオデコ、カレーのシアワセ、ここにあり。大満足で完食。
ポーク、チキン、ミックスや、じゃがいもも試したいな。でも、きっとすぐに人気店になって入りにくくなるかな。嬉しい出会いとなりました。
ごちそうさまでした。
★しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。