今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 316)とろとろビーフカレー

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欧風カレーの新店ができたときいて、矢も盾もたまらず訪問。カレーの街・神保町にゆかりがあるらしく、ウキウキと席につき、メニューを開く。


とろとろビーフ、ごろごろポーク、パリパリチキン、キラキラ野菜、牛豚鶏ミックス、とろーりゴーダチーズ。選べる具材が多すぎて嬉しい悲鳴。


続いて甘口、中辛、辛口の3択。じゃがいも、グリーンサラダの2択。並盛、大盛の2択。単純計算で6×××2=72 通りから慎重に選ぶ。


ビーフ、辛口、グリーンサラダ、並盛。目につくままに選んだけど、我ながら攻めてない。ミックスもいいけど、初見だしまずは基本メニューで。


注文を終え、改めてみれば、開店したばかりの店内は実にキレイ。卓上のらっきょうと福神漬けも頼もしく、到着を一日千秋の思いで待ち侘びる。


おっ、カレーポットだ、テンション上がるな。ソースを見栄えよくかけられないけど、味に変わりはなし。グリーンサラダを食べて自分を焦らす。


テーブルの高さか、猫背になりそうなので、意識して背筋をピンと張る。サラダを平らげ、いよいよ本丸のカレー攻め、スプーンに持ち替える。


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まずは、ひと口。思いのほか甘みが広がったのですが、すぐに喉の奥に突き刺す辛みが走る。いかにも欧風といった、やさしくて深いコクがある。


適度なとろみがご飯によく絡み、おいしいとしか表現できない。ビーフもその名に違わずとろとろで、すごく辛いのにスプーンが止まりません。


らっきょうや福神漬けで辛みを逃しつつ、水を飲まずに食べ進める。熱い胃袋、汗ばむオデコ、カレーのシアワセ、ここにあり。大満足で完食。


ポーク、チキン、ミックスや、じゃがいもも試したいな。でも、きっとすぐに人気店になって入りにくくなるかな。嬉しい出会いとなりました。


ごちそうさまでした。


★しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。