今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 308)牛カレー in ココイチ

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時間に追われるランチタイム。こういうときは、牛丼かカレーに限る。ご飯をよそって、上に具材をかけるだけ。和風ファストフードの真骨頂。


で、ココイチへと。トッピングや辛さ増しをしなければ提供までの時間は短い。あまり時間がないので、野菜もとらなきゃなどと言っておれない。


席に座りしな目にしたのが新作「牛カレー」。ココイチは基本ポークで、オプションでビーフもあるけど、そもそものカレーソースの色が異なる。


何というか、黒い。普段のココイチボンカレー的な色合いで、日本人好みを極めた味だけど、牛カレーはカレーマルシェ的な欧風なのだろうか。


牛丼屋チェーンもそれぞれカレーを出すようになり、競争は苛烈である。絶対王者ココイチも、創意工夫で横綱相撲を続けて欲しいものである。


ご飯は軽めの200グラム。相対的に余るカレーソースをじっくり堪能する算段。いつもならとび辛スパイスをザブザブかけるけど、まずは味見を。


やはり焙煎されたような深み、コクがあっていつものココイチとは別物。肝心の牛肉はやわらかいのにしっかり肉の繊維も残り、食べごたえ十分。


味見が終わったところで、福神漬けを添えてどんどん食べる。ひたすらにスプーンを動かし、スパイスと静かに対話する。実に旨し、そして辛い。


脂身の多い肉を食べると、トゥルトゥルと舌の上でよろめく。時短を求めたココイチでの思わぬ嬉しい出会い。お値段はそれなりですが、大満足。


ごちそうさまでした。