今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 320)やきそば牛丼 in すき家

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お目当ての店に行列があり、どうしたものかと思案して久しぶりにすき家を訪問。牛丼でいいや、なんて軽い気持ちでタブレットを操作する。


すると、やきそば牛丼という攻めたメニューを発見。阪神の藤浪も驚きのインコース攻め。キワモノだけども、漢メシどうしの共演は捨てがたい。


「うまさ合体!待望のあの味が復活!」とあるから、以前にもキャンペーンされたのだろう。定番化されなかったことに、一抹の不安がよぎる。


アラフィフが食べるメニューではないかも。義理はないんだけど、逃げちゃダメだと心の中のシンジくんが繰り返す。覚悟を決めて確定をタッチ。


見た目は、牛丼とさほど変わらぬ茶色い丼ぶり。小袋の青海苔をかけ、紅生姜を添える。マスクを外すと、ソースのにおいが食欲を促します。


焦げた香ばしさはないけど、真っ当なやきそばで無難においしい。やきそばの下には牛の地層が顔をのぞかせ、久しぶりのすき家肉をパクリと。


ふーん、こんなだっけ。吉野家松屋と比べて、肉厚でタレが甘い気がする。キムチをトッピングすると合いそうだな。でも、相方はやきそば。


あとはザブザブ食べてゆく。そばめしパート、牛丼パート、牛そばパート。見た目も味も大混乱ですが、共通の薬味、紅生姜が間をとりもちます。


みれば隣の青年は大盛で、全体を混ぜてから食べ始めている。ビビンバ感覚なのか。私も若ければまた食べるだろう、青春の残り香のような味。


話のタネになると思ったけど、それ以上に年齢を痛感したひと品。同じキャンペーンの「やきそば牛丼オムカレー MIX」が遥か遠くに感じました。


ごちそうさまでした。


しばらくは孤食のグルメ&お蔵出しです。