今日も 来て しまった

おいしく食べて、温かい布団で眠る。しあわせのかたちを考える日々の記録

定食春秋(その 450)ソーセージたまかけ朝食・ライスミニ in すき家


散歩というのは、コレという目的があってはならない。気まぐれに店に立ち寄るのが楽しいのであり、あらかじめ目標があるのは、外食であり、買い物である。


radikoで呑気な番組を楽しみつつ、フラフラと徘徊するのは至高のストレス解消です。そんな朝の散歩の途中で何か食べたくなって、駅前のすき家に立ち寄る。


すき家といえば、各種トッピングの牛丼がメインですが、朝メニューも捨てがたい。ご飯はミニにして、おかずをたっぷり楽しもうかなとメニューをにらむ。


で、たまごかけごはん朝食のトッピングに悩む。定番の牛皿もいいけど、すき家独特のソーセージも捨てがたい。しばし黙考ののち、後者を選択する。


すき家のソーセージは、CDシングルほどの直径を薄切りしたもので、ボローニャソーセージなのだろうか。適度な脂と塩っ気はオカズヂカラがかなり高い。


まずは、ダシのきいた味噌汁で箸を湿らせる。玉子を割って熱心にかき混ぜ、醤油を多めに入れて茶色に仕上げる。牛丼屋さんの卵かけご飯はコレでいい。


ソーセージをかじれば大正義のおいしさで、ご飯を食べないでいられようか。咀嚼するたびに口内調味の究極のような味わいで、我ながら安い舌を誇りに思う。


興奮をよく冷えたひじきの小鉢で鎮め、卵かけご飯を海苔で巻いて食べる。卵の甘み、醤油の塩味、海苔の磯の香りのジェットストリームアタックや〜!


うまい、あまりにうますぎる。ここに紅生姜をひとつまみ入れると、酸味のアクセントがたまらない。しばらく夢中で食べたのち、我に返って水をひと口。


再び味噌汁を飲んだのち、残しておいたソーセージで米つぶをかき集める。こんなおいしいもの、わずかでも残せません。すっかり満足して、再び散歩へと。


ごちそうさまでした。